HOME > ニュース > Audirect、LDAC対応のBTレシーバー搭載USB-DAC「Beam3PLUS」。4.4mm出力も装備

DSD 512のネイティブ再生、MQAもカバー

Audirect、LDAC対応のBTレシーバー搭載USB-DAC「Beam3PLUS」。4.4mm出力も装備

2021/10/22 編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
IC-CONNECTは、同社取り扱いブランドAudirectから、ワイヤレス対応のUSB-DAC「Beam3PLUS」を本日10月22日に発売した。価格はオープンだが、税込22,000円前後での実売が予想される。

「Beam3PLUS」

Bluetooth 5.0準拠のレシーバー機能を備えたポータブルUSB-DAC。BluetoothレシーバーとしてはSBC/AAC/aptXのほか、高音質コーデックLDAC、aptX HDにも対応する。

Bluetoothレシーバー機能を備え、LDAC/aptXHDといった高音質コーデックに対応

USB-DACとBluetoothのモード切替はキー1つで容易に行える。Bluetoothモード切替後は、最後にペアリングしたデバイスと自動的に接続を開始。また、現在接続しているコーデックを判別するLED表示機能を搭載。LDAC/aptX HD接続時には青色に、それ以外のコーデック接続時には赤色に点灯する。

DACチップにはESS Technology社の「ES9281AC PRO」を採用。最大PCM 768kHz/32bit、DSD 512のネイティブ再生を可能とするほか、MQAもサポートする。また、オペアンプを2基搭載することで、3.5mmシングルエンドと4.4mmのフルバランス出力を搭載する。なお、入力にはUSB-TypeC端子を用いる。

オペアンプを2基搭載することで2基の出力経路を獲得

その他の機能として、接続するイヤホン・ヘッドホンに応じたゲイン調整を高(赤)・中(黄)・小(緑)の3段階で行なうことが可能。筐体側面に配置した「G」ボタンにて切り替えでき、現在のゲインレベルを確認することができる。また、本体中央下部にあるLEDは再生されている音楽フォーマットに応じて色が変化する。

再生中の音楽フォーマットに応じてLEDの色が変化する

再生周波数帯域は20Hz - 40kHz。3.5mmシングルエンド出力レベルは≧141mW(16Ω)≧122mW(32Ω)≧7mW(600Ω)。4.4mmバランス出力レベルは≧110mW(16Ω)≧230mW(32Ω)≧27.78mW(600Ω)。全高調波歪は<0.0004%、推奨インピーダンスは16 - 600Ω。SN比は118dB。

付属品としてUSB Type-CケーブルとTyoe-C to Aの変換コネクターを同梱。外形寸法は39W×79H×12Dmm。質量は69g。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック