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Ediscreationの光絶縁ツール「Fiber BOX2」に注目

ブログで拡がるオーディオ/ホームシアターの輪 <販売店の声・売れ筋ランキング7月>

公開日 2021/08/27 11:10 PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
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各モニター店のご協力のもと提供している「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に届けられた、最前線からの熱い声をお届けする。

■ブログで拡がるオーディオの輪
今年入社したという若者が6人で来店してくれました。皆でスピーカーを試聴したり、アンプの聴き比べをしたり、楽しい時間を過ごしていただけたようです。ついでにとホームシアターを見せてあげたところ、「これは凄い!!」ととても喜んでもらいました。その中の2人がお父さんの影響でオーディオをかじっていて、新入社員の仲間を連れてお店に来てくれたそうです。最終的にはそのなかのひとりに、中古スピーカーのKEF「iQ90」とデノンのAVアンプを購入していただけました。後日、商品の配達に会社の寮を訪れると、なんとみんなで出迎えてくれました。本当に楽しそうで、なんだかこちらもとてもうれしい気持ちになりました。皆、私のブログを読んでくれていたそうです。

ブログと言えば、いつも読んでくれていたというラジオのスタッフから出演依頼をいただきました。地方のコミュティーFMで、番組でインタビュー音声を放送してくれるということで店まで取材にいらっしゃいました。取材時にホームシアターを体感してもらったのですが、プロジェクター&スクリーンの大画面とサラウンドの音声に、ラジオのスタッフの皆さんが大変驚かれていて、衝撃を受けたとのことです。少しずつではありますが、オーディオやホームシアターの良さが、ラジオを聴いてくれていた人たちにも伝わっていればいいなと思います。(Tsubaki Audio)

■Ediscreationの光絶縁ツール「Fiber BOX2」に注目
7月は大物アクセサリーが動きました。JORMA DESIGN(ヨルマデザイン)の100万円を超えるケーブルやCHORD COMPANYのスイッチングHUB等が出ました。ビジュアルでは、プロジェクターシアターの工事実績は残念ながらなく、テレビシアターの納品もひと段落ついた印象です。週末には常連のお客様(2、3人)を集めて、メーカーからスイッチングHUBや高級LANケーブル、HDMIケーブルをお借りして、Netflixで比較視聴を行いました。大々的なイベントは打てないし、案内を出したところで暖簾に腕押しですから、興味が湧きそうなアクセサリーを探しては丁寧に提案を行っています。また、TASCAMの4K UHDプレーヤーの「BD-MP4K」を店頭導入し、これもお客様個々に声掛けをして、パナソニック「DP-UB9000」と音質や画質の比較をしていただいています。思いの外の実力の高さに、購入候補として検討されるお客様もいらっしゃいます。Ediscreationの光絶縁ツール「Fiber BOX2」にも大変注目しており、店頭にも導入を予定していますが、いかんせん商品が入荷できていません。入荷でき次第、常連のお客様に是非お目にかけたいと思っています。(第一無線)

TASCAM「BD-MP4K」。

Ediscreation「Fiber BOX2」。

■国産メーカー主要製品の欠品、遅延が気掛かり
7月はパッとしなかったですね。特に下旬の不調が際立ちました。そうしたなかでも、アキュフェーズのセパレート型SACDプレーヤーのフラグシップとなる新製品「DP-1000/DC-1000」の予約がポチポチ入り始めています。現物はまだどこにもないなかで、これだけの反響を示しており、続けて売れてくれるとうれしいですね。とにもかくにも新型コロナウイルスの影響もあり、国産各メーカーの主要製品のうち、かなりの割合の製品が欠品、遅延状態にあり、売上げの足を引っ張っている点が気掛かりでなりません。(テレオン)

■ミラーレスカメラは“ソニー VSキヤノン”のガチンコ
ミラーレスカメラは“ソニー VSキヤノン”のガチンコになってきました。供給不足にあるニコン「Z fc」がこれからのニコンの期待株と言えますが、ソニー「VLOGCAM」やキヤノン「EOS R3」などの勢いと比較してしまうと、まだまだ厳しそうです。レンズはソニーEマウントのシグマとタムロンとの一騎打ちとなり、こちらも面白い争いになっています。先ごろ開催されたオリンピックも最終的には無観客で終わり、カメラ業界に追い風が吹くことは叶いませんでした。これから秋の行楽シーズンを控え、コロナ感染拡大が沈静化し、盛り上がりが見られるようになることを祈りたいと思います。(ヨドバシカメラ)

ニコン「Z fc」。

■コロナ禍で撮影にも出かけられず購入を躊躇
キャッシュバックキャンペーンもあり、キヤノンの主力「EOS R6」「EOS R5」が相変わらず強い。そこにニコンの新製品「Z fc」が割って入った状況ですが、供給不足もあって伸び悩みました。各社ともに半導体の供給不足等の理由から品切れを起こしている機種が多く残念でなりません。売れ筋は新製品が中心ですが、突出した機種は少ないですね。悪化するコロナ情勢において、撮影に出かけることも難しいなかで、購入を躊躇してしまうお客様の心情が読み取れます。(フジヤカメラ)

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