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有機ELテレビ用接続モードも搭載

シャープ、長時間録画でも高画質の「HEVC」対応“AQUOS 4Kレコーダー”6モデル

公開日 2021/04/22 11:00 編集部:成藤 正宣
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シャープは、4Kチューナー内蔵レコーダー「AQUOS 4Kレコーダー」の新モデルとして、「DT3シリーズ」「DW3シリーズ」計6モデルを、6月10日より順次発売する。価格はいずれもオープン。

ラインナップと発売日、市場での予想実売価格は以下の通り。

DT3シリーズ
・4TBモデル「4B-C40DT3」:6月10日発売/税込135,000円前後
・3TBモデル「4B-C30DT3」:6月10日発売/税込120,000円前後
・2TBモデル「4B-C20DT3」:6月10日発売/税込105,000円前後

「4B-C40DT3」

DW3シリーズ
・3TBモデル「4B-C30DW3」:6月20日発売/税込110,000円前後
・2TBモデル「4B-C20DW3」:6月10日発売/税込100,000円前後
・1TBモデル「4B-C10DW3」:6月20日発売/税込90,000円前後

全モデルで新画像処理エンジン「Medalist BD」を採用。高画質圧縮技術「HEVC」により、新4K衛星放送を4K画質のまま、2番組同時に長時間モードで録画することが可能となった。ブルーレイディスクへのダビングも、「4K HEVC長時間ダビング」で画質劣化を抑えながらより多くの番組を移すことができる。

地上デジタル放送などハイビジョン番組も、ブルーレイディスクへのダビングやHDD内での画質変換ダビング時に「2K HEVC長時間モード」が利用可能。2.4倍長時間モードのダビングでも、DRモード(放送そのままの画質で保存)に匹敵する画質を実現しているという。

また、映像処理回路には新開発の「5upコンバーターPRO」を搭載。映像出力時、画質の決め手となる解像度/輝度/色域/フレームレート/ビット深度の5要素を、新4K衛星放送と同レベルまでアップコンバート。地デジ番組やBDソフトも、4K放送クラスの色鮮やかで美しい映像で楽しめるとする。

加えて、4K有機ELテレビとの接続用に「OLEDモード」を新搭載。輝度をSDRからHDR10にアップコンバートする際、出力する映像信号のパラメータを4K有機ELテレビに合わせてチューニングすることで、くっきりと鮮やかな明暗コントラストを再現できるとしている。

録画リストの検索に役立つ機能として、録画番組の開始〜4分の3までの内容から約1分のプレビュー動画を作成する「タイトルプレビュー」、指定したジャンルの番組だけを強調表示する「指定ジャンル強調・録画リスト」を搭載。

「タイトルプレビュー」機能のイメージ

ほか、新作連続ドラマを4週間分自動録画する「ドラ丸」、録画した番組を同じタイトルごとに整理する「まと丸」、見たいシーンを静止画で簡単に探せる「見どころポップアップ」、録画番組の内容を小画面一覧に表示する「番組内容まるわかり」といった機能も引き続き備える。

スマートフォン等からのリモート録画予約/番組検索/録画視聴や、写真/動画のワイヤレス転送もサポート。テレビ「AQUOS」本体やリモコン内蔵のマイク、またはスマートスピーカーを通して音声操作にも対応している。

チューナー数は、DT3シリーズが地デジ/BS/110度CS×3、BS 4K/110度CS 4K×2。DW3シリーズが地デジ/BS/110度CS×2、BS 4K/110度CS 4K×2。外形寸法は430W×57.5H×229Dmm(突起部を除く)。

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