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25本の日本発コンテンツも用意

Netflix、有料会員が2億人突破。2021年は毎週1本新作オリジナル映画を配信予定

公開日 2021/01/20 18:15 編集部:小澤麻実
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Netflixは、2020年第4四半期(10月 - 12月)の決算を発表した。売上高は66億4,400万ドル(前年同期比21.5%増)、営業利益は9億5,400万ドル(同14.4%増)、当期純利益は5億4,200万ドル(同1.19%増)。累計有料契約者が2億人を突破したことや、2021年は新作オリジナル映画を毎週1本以上配信する予定であることも発表された。

4Qは有料契約者が850万人増加し、通年で過去最高となる3,700万人の新規有料契約者獲得を達成。特に増加数が多かったのはヨーロッパ地域で、アジア太平洋地域では日本や韓国からの利用者数拡大に期待しているとした。

直近4年間の有料契約者数の推移

Netflixは2011年以降、約150億ドルを負債として調達しオリジナル作品制作と新規契約社獲得に投資してきたが、今後は黒字キャッシュフローを維持できる見込みであり、外部からの資金調達は行わず継続的な改善を続けるとのことだ。

4Qに好評だった作品は、チェスを題材にしたオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』や『ザ・クラウン』シーズン4、映画『ミッドナイト・スカイ』など。『今際の国のアリス』も約40の国と地域で「TOP 10(総合)」入りを果たし、日本発オリジナル実写作品として過去最高の視聴者数を獲得したという。

コロナ禍による制作への影響は回復し、ほぼ全地域で再開。現在500本以上の作品が配信準備を進めている。2021年は新作オリジナル映画を毎週1本以上配信する予定で、日本発の作品としては、『彼女』や『僕たちは大人になれなかった』、『浅草キッド』などの長編映画のカテゴリを充実させるとしている。

日本発コンテンツとしては、25本を超える実写やアニメのオリジナル作品を配信予定であることも明かされた。既に配信中の『エデン』や『バイオハザード:インフィニット ダークネス』などの作品も継続的に拡充するほか、新規作品の制作も行う予定とのことだ。

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