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地デジ6ch、BS/110度CS 5chから最大6chを全録可能

東芝、テレビに全録レコーダー機能を追加できる“タイムシフトマシンハードディスク”「D-M210」

2020/10/27 編集部:小野佳希
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東芝映像ソリューションは、全録レコーダーとしての機能をテレビに追加できる “タイムシフトマシンハードディスク”「D-M210」を11月20日に発売する。オープン価格だが税抜54,000円前後での実売が予想される。

D-M210

地デジ6チャンネル、BS/110度CSデジタル5チャンネル分のチューナーを搭載した、容量2TBの外付けHDD。本機を利用することで、東芝が「タイムシフトマシン」と呼ぶ、いわゆる全録機能をテレビにあとから追加することができる。

背面端子部

同社では、液晶/有機ELテレビ “REGZA(レグザ)” のフラグシップ機でタイムシフトマシン機能内蔵モデルを展開しているが、「本機を利用することで、レグザの全モデルがタイムシフトマシン内蔵機になる」とアピール。もちろん、他社製テレビとも使用できる。

最大6chを全録可能。タイムシフトマシン用のチューナーを「スマホ長時間画質/通常録画」、タイムシフトマシン兼用チューナーを「AVC長時間画質」に設定した場合、6chを約1週間分(約172時間)全録できる(内蔵HDD 1,750GB使用時)。なお、別途でUSB-HDDを本機に接続して録画容量を増やすことも可能。最大6TBまでのUSB-HDDに対応し、SeeQVault対応USB-HDDも接続できる。

ザッピングして途中から見始めた番組をワンボタンで最初から再生できる「始めにジャンプ」、全録してある番組を通常のEPGと同じ感覚で探せる「過去番組表」、番組ジャンルなどから番組を探せる「ざんまいスマートアクセス」などの機能を搭載。「タイムシフトリンク」機能に対応した同社製テレビとの組み合わせなら、テレビ側のリモコンの「タイムシフトリンク」ボタンからもこれらの機能を呼び出すことができる。

過去番組表

なお、タイムシフトマシン機能内蔵レグザとの組み合わせにおいては、家庭内で同一Wi-Fiネットワーク下におくことで、過去番組表を統合表示。テレビ側で全録した番組と、本機側で全録した番組の、最大12ch(地デジ7ch、BS/110度CS 5ch)を一覧表示できる。また、レグザ内蔵のタイムシフトマシンは地デジのみの対応となっているため、本機を利用することでBS/110度CSの全録機能も追加できる格好だ。

タイムシフトマシン機能内蔵レグザとの組み合わせでの最大12chの過去番組表

なお、タイムシフトリンク機能の利用にあたっては、HDMI接続で「始めにジャンプ」「M210仕様の過去番組表」を実現。LANネットワーク接続で「レグザ仕様の過去番組表」「ざんまいスマートアクセス」「統合過去番組表」を実現する。

タイムシフトリンク機能を表示したところ

本機の付属リモコンは主要9社のテレビのリモコンコードに対応。各社のテレビを本機のリモコンで操作することができる。

本機のリモコン

そのほか、録画した番組を「らく見」「らく早見」「飛ばし見」という3タイプの長さに自動短縮することで、通常よりも短時間で番組内容を把握できる “時短” 機能も搭載。録画した番組をスマートフォンに持ち出して視聴できる「スマホdeレグザ」機能も備えている。

時短機能も搭載

本機とのタイムシフトリンク機能に対応するレグザは下記の通り。

■4K有機ELレグザ
X9400/X8400/X930/X830/X920/X910

■4K液晶レグザ
Z740X/M540X/C340X/Z730X/M530X/RZ630X/Z720X/M520X/BM620X
Z810X/BZ710X/M510X/C310X/Z700X/M500X/Z20X/J20X/G20X(※)/Z10X/J10X

■ハイビジョン液晶レグザ
V34/V31(※)/S21(※)/V30(※)/S20(※)/J10(※)

(※)ざんまいスマートアクセスは使用不可

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