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7月21日から運用開始

メ〜テレ、「4K対応衛星中継車」を導入。名古屋の民間放送局で初

公開日 2020/07/22 14:07 編集部:平山洸太
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メ〜テレ(名古屋テレビ放送)は、「4K対応衛星中継車」を在名民放局として初導入した。運用は7月21日から開始している。

新衛星中継車

4K対応の衛星中継車を導入するのは、名古屋の民間放送局としては初。テレビ朝日系列の新しいSNG(衛星回線を利用した映像伝送)方式により、天候の影響を受けにくい中継を行うことができる。

またマルチビューワーの活用により、素材モニター数を削減。「4K映像による高精細かつ迫力のあるスポーツライブや音楽フェスなどの番組制作」から「通常では通信が難しい報道現場からのニュース中継」まで、多目的に使用可能としている。

マルチビューワーが配置された中継車車内

<4K対応衛星中継車の仕様>
・カメラヘッド:ソニー製「HDC-5500」3台
・スイッチャー:池上通信機製「MuPS-5000(2M/E)」
・収録装置:ソニー製「PWS-4500」「PDW-HD1550」2台
・システム設計:池上通信機
・車体架装:京成自動車工業
・全長6.59m/全幅2.37m/全高3.43m
・発電機:25kVA
・マイクロ波伝送用油圧ポール搭載

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