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Rec.709 98%カバーでリアルな色表現も

BenQ、輝度3000ルーメンの4K/HDRプロジェクター「TK850」。没入感を高めるスポーツモード搭載

公開日 2020/06/18 15:17 編集部:川田菜月
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ベンキュージャパンは、4K/HDR対応DLPプロジェクター「TK850」を6月27日から発売する。価格はオープンだが、税込210,000円前後での実売が想定される。

「TK850」

4K対応のDLPプロジェクター。3,000ルーメンの高輝度を特徴としており、色域はRec.709を98%カバーし、リアルな色再現を実現するとしている。

コントラスト比は30,000対1。最大画面サイズは300インチまで対応する。光源寿命は標準使用で4,000時間、エコノミーで10,000時間、スマートエコで15,000時間となる。2.5mで100インチが投写可能な短焦点設計で、1.3倍ズームや縦10%のレンズシフト、垂直±30度の自動台形補正機能を装備する。

独自のHDR-PROテクノロジーを搭載し、HDR10/HLGをサポート。ダイナミックアイリスと、シーンの輝度レベルを分析して光出力とコントラストを最適化するダイナミックブラックテクノロジーにより、トーンマッピング機能を強化。加えて明るさを調整する「HDR Brightness」の搭載で、暗部のディテールまで表示できるよう設計されている。

高精度な10要素の8グループレンズアレイを採用した4K光学システムを採用。独自の低分散レンズコーティングにより、色収差を最小限に抑えて映像を鮮明に映し出せるとアピールする。

スポーツに向けた機能として、ピクチャーモードに「スポーツモード」を搭載。リアルな肌トーンや芝の色味、木目など、屋内外のスポーツコンテンツの映像品質を向上。補間フレームを生成して遅延や揺れ、ぼやけなどをカバーするモーションエンハンサーも搭載する。

また音響システム「CinemaMaster Audio+2」により、アナウンサーのコメントや歓声を際立たせ、スタジアムで観戦しているような臨場感溢れる没入体験を味わえるとしている。他にシネマモード、リビングルームモード、3Dモードなども用意する。

5Wチャンバースピーカーを2基搭載。インターフェースはHDMI×2(HDMI 2.0b/HDCP2.2)、USB B×1、オーディオ出力×1、DC 12Vトリガー×1を装備。USB Type-Aは給電専用と、最大5ギガビットでデータ転送可能なType-A 3.0ポートの合計2系統装備する。外形寸法は380W×127H×264Dmm、質量は約4.2kg。

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