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帯域ごとにそれぞれ異なるメーカーのBAを搭載

水月雨、独自開発のBAドライバーと音場技術を採用した8BAイヤホン「S8」

公開日 2020/03/17 07:00 編集部:成藤 正宣
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合同会社地球世界は、水月雨(MOONDROP)ブランドのBAドライバー搭載イヤホン新モデル「S8」を、3月19日より発売する。オープン価格だが、市場では税込99,900円前後での実売が予想される。

「S8」

片耳あたり、低域に2基/中域に4基/高域に2基のBAドライバーを搭載する3ウェイ/8BAモデル。各帯域のBAドライバーにはそれぞれ異なるメーカーのものを採用する。

中域には独自開発のBAドライバー「Softear」4基を搭載。低域/高域にもそれぞれ異なるメーカーのBAを採用している

低域はSonion社の「Sonion 37シリーズ」を搭載。ダイナミックドライバーのような低音域の深さとスピード感を両立させるため、ドライバーの筐体背面にはポートを設け空気室を設置し、通常のBAドライバーに比べ振動板の振れ幅と自由な動きを確保している。

中域には独自開発のカスタマイズBAドライバー「Softears D-MID-B」を搭載。ブランド独自の音場再現技術「VDSF」を応用し、ドライバー本体と電子回路を改良することで、従来モデルよりさらに柔らかなボーカル、ナチュラルなサウンド、細部まで表現できる解像度を実現したという。

独自の音場技術「VDSF」により、中域の表現力を向上させたとする

高域には、複数存在する高域用BAドライバーの中でも歪みが少なく高域の伸びが良いというKnowles社の「Knowles SWFK」を搭載し、音場感豊かなサウンドに仕上げている。また、内部配線にも6N OCC線と銀入りハンダを採用するなど、細部にいたるまでこだわったとのこと。

再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、インピーダンスは16Ω、感度は122dB/Vrms(@1kHz)。付属ケーブルは4N OFCリッツ線と3.5mmステレオミニプラグを採用し、2pin端子でイヤホン本体から着脱が可能となっている。

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