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独自の音場再現技術を搭載

水月雨、カーボンナノチューブ振動板採用のイヤホン「Starfield」

2019/12/26 編集部:押野 由宇
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合同会社地球世界は、同社の取り扱う水月雨(MOONDROP)ブランドのイヤホン「Starfield」を、2020年1月下旬より発売する。価格はオープンだが、予想実売価格は税込14,400円前後。

「Starfield」

6μmCNT(カーボンナノチューブ)の振動板を採用した10mm径ダイナミックドライバーを搭載。同社独自開発のユニットは、振動膜背後の二つの主要な気圧制御位置から同じチャンバーに背圧を誘導し、一つのフィルターで制御することで、空気の流れのバランスを取り、振動板を効率よく振動させるという。

ドライバー構成イメージ

レコーディング時の音場/音色の再現を目標とした技術「VDSF(バーチャル拡散音場)」も特徴。ダミーヘッドのHRTF(頭部伝達関数)に基づいて作ったターゲット応答、超低周波数帯域応答の最適化など様々な技術を応用することで、物理学的に拡散音場の再現度を向上させると説明している。

ハウジングは亜鉛アルミ合金を高精度5軸CNC切削し、成形品をCNC工程で加工。その後、手動研磨とカラー塗装、UVカット層の塗装を行っている。ケーブルには24AWG Litz 4N-OFCケーブルを採用。ケーブル外装はカラーパウダ―で装飾し、高い弾性と耐久性を持たせるとともに、星空のイメージを施したとしている。

再生周波数帯域は10Hz - 36kHz(-3dB)、インピーダンスは32Ω、感度は122dB/Vrms。ケーブルは2Pin端子(0.78mm)で着脱に対応する。

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