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USB端子もType-Cに

コウォン、新ハイレゾプレーヤー「PLENUE R2」。デュアルDAC搭載、Bluetoothも接続安定性向上

公開日 2019/12/06 00:00 編集部:小野佳希
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テクタイトは、COWON(コウォン)ブランドのハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「PLENUEシリーズ」新モデルとして、CS43131 DACチップのデュアル搭載でDXD(352.8/384kHz)とDSD256(11.2MHz)のネイティブ再生に対応するなど機能強化したミドルレンジ機「PLENUE R2」を2020年1月17日に発売する。オープン価格だが69,800円前後での実売が予想される。

PLENUE R2

2017年にPLENUEシリーズ初のBluetooth対応機として発売された「PLENUE R」の後継モデル。韓国で10月に開催されたオーディオイベント「BSK2019」や、11月のヘッドフォン祭で参考展示されていた製品が正式発表された格好。本機も引き続きBluetooth対応で、対応コーデックはSBC/AAC/aptXと前機種同様だが、アンテナ配置や回路設計の見直しによって接続安定性が向上しているという。

PLENUE R2

DACチップは前機種がTI製のPCM5242だったところから、今回はシーラス・ロジックの「CS43131」 を2基搭載したデュアルDAC構成に変更。新たにDSD 11.2MHz音源のネイティブ再生に対応したほか、PCMファイルも192kHz/24bit対応から384kHz/32bit対応へとスペックアップした。

イヤホン端子は引き続き3.5mmステレオミニと2.5mmバランス出力端子を装備。最大出力も前機種が1.4Vrms(アンバランス時)/1.6Vrms(バランス時)だったところから、2.0Vrms(アンバランス時)/4.0Vrms(バランス時)に強化されている。

3.5mmと2.5mmのイヤホン端子を装備。後述のようにUSB端子はType-Cに変更された

10バンドEQ Filterや50種類のレファレンスプリセットなどによる独自の音質調整機能「JetEffect 7」および「BBE+」も引き続き搭載。JetEffect 7はBluetooth出力時にも「JetEffect Bluetooth」として利用できる。

上部に電源ボタン、側面に楽曲操作ボタンを装備。電源ボタン部のLEDライトは音源のファイル形式によって点灯する色が変わる

充電用端子は新たにUSB Type-Cを採用。スマートフォンの充電ケーブルでも充電できるよう汎用性を広げた。なお充電およびPC等との楽曲データ転送用となり、USB-DACへのデジタル出力には対応しない。

低電力回路設計と高効率バッテリーの搭載によって、最大20時間駆動(有線イヤホン接続/MP3再生時)に対応。FLACファイル再生時は最大約18.5時間再生が行える。

内蔵メモリは従来から引き続き128GBで、256GBまでのmicroSD SDXCに対応。外形寸法は61.55W×112.9H×13.9Dmmで、質量が154g。

microSDカードスロット

そのほかSN比も前機種がアンバランス/バランスともに123dBだったところから、130dB(アンバランス)/136dB(バランス)に、THD+Nも0.001%(アンバランス/バランスとも)から0.0004%(アンバランス)/0.0005%(バランス)になっている。

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