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3層構造のハイブリッド振動板を採用

オンキヨー、分割振動を抑えたサブウーファー「SL-D502(B)」

2019/09/19 編集部:平山洸太
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オンキヨー&パイオニア株式会社は、オンキヨーブランドよりサブウーファー「SL-D502(B)」を9月下旬に発売する。価格は56,000円(税抜)。

「SL-D502(B)」

ドライバーユニットには20cmの「A-OMFモノコックウーファー」を採用。振動板はPEN繊維/アラミド繊維/帆布の素材を3層構造でハイブリッド成形したもので、センターキャップを廃した一体成型としている。

これにより分割振動の抑制に加え、面積が拡大することで質の高い低音再現能力を実現したとのこと。また駆動には中心と外側の中間にボイスコイルを配置する「バランスドライブ構造」を採用することで、さらなる分割振動の排除を図った。

独自技術「アドバンスド AERO ACOUSTIC DRIVE」を採用し、ダクトは細長いスリット形状。空気の圧力を高め、重心が低くスピード感ある低音を再現するとのこと。またダクトからの風切り音といった悪影響のあるノイズの低減も実現している。

なお本機搭載のAERO ACOUSTIC DRIVEは上位仕様。ダクト部をキャビネットと別パーツの設計とすることで、振動干渉に配慮し、より繊細なニュアンスの再現を目指している。

実用最大出力は130Wで、アンプにはクラスDのものを搭載する。また電源には独自開発のスイッチング電源を備えており、低ノイズとハイパワーを両立したとする。そのほか外形寸法は255W×423H×465Dmmで、質量は13.7kg(グリルネット含む)。SN比は85dBで、周波数特性は25Hz-1.5kHz。

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