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完全ワイヤレスイヤホンの最新モデルも多数

「ポタフェス2019夏」明日よりアキバで開催。初公開製品など見どころを一挙紹介!

2019/07/12 編集部:小澤貴信
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e☆イヤホンは、明日7月13日(土)と14日(日)の2日間にわたって”ポタフェス2019”「ポータブルオーディオフェスティバル2019 東京・秋葉原」を開催する。会場はベルサール秋葉原で、入場料は無料、入退場も自由。本記事では、このポタフェスの見どころを紹介していきたい。


大人気の完全ワイヤレスイヤホンだが、ポタフェスを目前に新モデルの発表・発売が相次いでいる。ポタフェス会場でも、これら各社の新製品を実際に聴くことが可能だ。

オーディオテクニカからは、本日12日発売の「ATH-CKS5TW」が登場予定。重低音をフィーチャーしたシリーズ“SOLID BASS”初となる完全ワイヤレスイヤホンで、イヤホン単体で15時間再生というバッテリー性能にも注目が集まっている。ポタフェス初日と同日に発売開始となるのが、ソニー「WF-1000XM3」だ。業界最高クラスというノイズキャンセリング性能を備えつつ、音質も強化。独自チップによる左右同時伝送により接続安定性も向上させたとのこと。

ATH-CKS5TW

WF-1000XM3

完実電気のブースでは、全米売上台数No.1というJLab Audioの完全ワイヤレスイヤホンが日本初上陸。HIFIMAN初の完全ワイヤレスで、フラグシップイヤホン「RE2000」と同じドライバー技術を採用した「TWS600」や、TaoTronicsのQi対応モデル「Duo Free+」も今回が初披露となる。

うJLab Audioの完全ワイヤレスイヤホンが日本初上陸

HIFIMAN「RE2000」

クラウドファンディング中の超小型モデル「GRAIN」やラディウス「HP-T50BT」、NUARL「NT110」など、今後発売予定の完全ワイヤレスイヤホンもいち早く試聴可能だ。そのほか、AVIOTの各ラインナップ、フォステクス「TM2」、ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless」、JBL「TUNE120TWS」など注目&定番モデルも勢揃いする。

やはり気になるのは、ポタフェスで初披露となる最新モデルや未発売モデルだ。S'NEXTのブースでは、昨日発表されたFinalの平面駆動ヘッドホン「D8000」のプロ向けモデル「D8000 Pro Edition」が早速披露される。AFDS技術搭載を採用したD8000の音質はそのままに、より大きめの音量で聴取したいという録音のプロからの要望を受けて再チューニングを施したのが特徴だ。Questyleの新フラグシップDAP「QPM」の試作機も展示する。

「D8000 Pro Edition」

Questyle「QPM」

ミックスウェーブは、Unique Melodyのハイブリッド6ドライバーカスタムIEM「MAVERICK III Custom」を国内初披露。人気を博したカスタムIEMの第3世代モデルがベールを脱ぐ。同じくミックスウェーブからは、64 AUDIOの新イヤホンプロトタイプや、Beat Audioのリケーブル「Signal MKII」も出展される予定だ。

Unique Melody「MAVERICK III Custom」

オンキヨー&パイオニアは、独自開発のマグネシウムBAドライバーを採用したカスタムIEM最新試作機を披露する。

オンキヨーはグネシウムBAドライバーを採用したカスタムIEM最新試作機を出展

アユートからは、AZLA初の2BA搭載イヤホン「AZLA ZWEI」が世界初披露。Astell&Kernの新フラグシップDAP「A&Ultima SP2000」や「SP1000 AMP」、イヤホン「AK T9iE」も東京開催のポタフェスでは初披露となる。

「AZLA ZWEI」

エミライは、今後発売予定というFiiO製品を多数出展。デジタルオーディオプレイヤー「M5」、DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Q5S」、ハイブリッドイヤホンの新フラグシップ「FH7」を参考展示する。

超コンパクトなDAP「M5」はDACチップにAK4377を搭載。384kHz/24bitまでのPCM再生、5.6MHz DSDのネイティブ再生が可能。aptX/aptX-HD/LDACといったBluetoothの高音質コーデックにも対応する。「Q5s」はDACチップにAK4493EQを2基、左右独立構成で搭載。768kHz/32bit PCMや22MHz DSDの再生も可能。aptX/aptX LL/aptX HD/LDAC/LHDCなどのBluetoothコーデックに対応することも特徴だ。

FiiO「Q5s」

FiiO「M5」

新規取り扱いブランド「ePro」のイヤーチップ「HORN-SHAPED TIPS」も参考展示。通常版のほか、フルワイヤレス用、細軸用のサンプルも展示予定となる。

ワイズテックは、NOBUNAGA Labs「SUPREMEシリーズ」の8芯4N純銀金メッキ線を採用したカスタムIEM 2pin用リケーブルを参考展示する。コペックジャパンのブースでは、Cayin初のインナーイヤホンで4BAドライバー搭載の「YB04」が登場する。

NOBUNAGA Labs「SUPREMEシリーズ」の新製品も

サーモスは、独自の真空二重構造「真空エンクロージャー」を採用したオーディオブランド VECLOSのワイヤレススピーカー「SPW-500WP」を出展。昨日発表され、9月上旬発売予定のモデルであり、今回が初の一般公開となる。

「SPW-500WP」

本機は、Dirac Research社独自のデジタル補正技術により理想的な音響特性に補正する「Dirac HD Sound」を採用。さらにはAV機器では日本国内で初採用という音場制御アルゴリズム「Dirac Panorama Sound」も搭載、音源製作者の意図通りの音像定位とステレオイメージを再現するとしている。

Artioは、スピーカーの音をイヤホンで仮想的に再現できる新技術「WARPシステム」を搭載した「CR-V1/CR-M1」のクラウドファンディングを実施中だが、イベント出展は初という本機の最終調整版をデモ予定。e☆イヤホンは、国内独占取扱を行っている独VISION EARSのカスタムIEM新モデル「ELYSIUM」「VE4.2」「VE3.2」を初公開する。

「CR-M1」

ここで紹介まで紹介した出展情報はごく一部。この他にも、合計90近くにのぼる各社ブースでは、参考製品、新製品、既存製品が目白押し。PHILE WEBでは各ブースの模様も随時レポートしていく予定だ。

また、ポタフェスでは、会場1階に設けられた特設ステージで様々なイベントが開催される、日程は以下の通りとなる。

■13 日(土)
【11:00〜】GetNavi presents プレイバック 2019 〜小岩井ことりと振り返る 2019 年 のオーディオシーン〜
【14:00〜】新ゲーミングヘッドセット発売記念!野良連合 x audio-technica トークイベ ント
【15:30〜】YAMAHA presents 826aska Special LIVE
【16:30〜】NinaPelea ミニライブ・support by onkyo
【17:30〜】ポタフェス presents ゆう*こと お悩み相談室!

■14 日(日)
【11:00〜】上野優華 special LIVE in ポタフェス
【12:00〜】ポタフェス presents ゆう*こと お悩み相談室! 【13:00〜】平山笑美&小岩井ことりの即興作曲やってみよう! Presented by EarSonics 【14:00〜】G duo Special LIVE supported by NUARL
【15:00〜】SOUL ST-XX プレゼンツ hitomebore LIVE @ POTAFES 2019 【16:00〜】YAMAHA presents 南壽 あさ子 Special LIVE
【17:00〜】ポタフェス presents ゆう*こと × BEATBOX LAB. special stage


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