HOME > ニュース > <OTOTEN>JVCケンウッドの頭外定位技術「EXOFIELD」マルチch版が日本初披露

ウッドコーンコンポや完全ワイヤレスイヤホン新モデルも体験可能

<OTOTEN>JVCケンウッドの頭外定位技術「EXOFIELD」マルチch版が日本初披露

公開日 2019/06/29 15:56 編集部:小野佳希
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オーディオビジュアルの祭典「OTOTEN 2019」が開幕。JVCケンウッドは、JVCのヘッドホン、ビクターのウッドコーンコンポ、ケンウッドのカーオーディオなど3つのブランドで幅広い製品を展示している。

JVCブランドでは、6月中旬に発売されたばかりの “N_W(エヌダブ)” レーベルの完全ワイヤレスイヤホン「HA-LC50BT」(関連ニュース)を始めとしたヘッドホン/イヤホンを中心に展示。有線モデルもワイヤレスモデルも“CLASS-S”“XX”“AE”とキャラクターごとに展開する各レーベルの製品を自由に試すことができる。

HA-LC50BT

“XX”レーベルの完全ワイヤレスイヤホン「HA-XC70BT」

また、ヘッドホンでありながらスピーカーで音を聴いているかのような感覚を楽しめる独自頭外定位技術「EXOFIELD(エクソフィールド)」のマルチチャンネル対応バージョンも体験可能。1月にラスベガスで開催されたCESにて披露していた技術が、日本初披露となった。

EXOFIELDのマルチチャンネル対応版が日本で初展示。もちろん来場者が体験可能

EXOFIELDは、個人の耳の形状、基準となる再生スピーカーやリスニングルームなどの音響特性を測定し、各ユーザーに最適な信号処理を行う技術。これにより、ヘッドホン再生でありながら頭外に定位した自然な音場を実現する。

現在はビクターブランドで、測定/カスタマイズとヘッドホンとをパッケージにした「WiZMUSIC」として、ハイエンドオーディオ志向のステレオ再生で展開中だが、今回、これを7.1chのマルチチャンネル対応へと拡張。例えばホームシアターファンが夜中に映画を視聴する際に、バーチャルサラウンドヘッドホンとも一味違う頭外定位音場でのサラウンド体験を大音量で楽しめるなどといった使い方を想定している。

そのビクターブランドのブースでは、ウッドコーンコンポの“最高峰のプレミアムモデル”だとする「EX-HR10000」(関連ニュース)をデモ。直販サイト限定のためふだんはなかなか試聴できないモデルを体験できる貴重な機会となっている。

EX-HR10000

カットモデルなども展示

ケンウッドのカーオーディオについてはOTOTEN入場受付がある東京国際フォーラム地下1階に展開されているカーオーディオコーナーに出展。カーオーディオコーナーは別記事でレポートする。

カーオーディオのデモカー

そのほかJVCブランドでは首掛け式のウェアラブルスピーカー“NAGARAKU”の展示なども

OTOTEN 2019は明日6月30日(日)まで東京国際フォーラムで開催。入場無料だが参加登録が必要で、公式サイトから事前登録も受け付けている

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