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GRADOやRHAもブースを展開

<ヘッドフォン祭>新上陸Stealth Sonicsは「カスタムも夏頃に」/FitEar、新色フェイスプレート/AUDEZE、発表直後の新製品を体験

2019/04/28 編集部:小野佳希
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春のヘッドフォン祭2019が開幕。本稿では、GRADOやRHAに加えて新ブランドStealth Sonicsの取り扱いも始めたナイコム、本日より発売を開始したフェイスプレートの新色を出展していたFitEar(須山歯研)、前日に発表したばかりの新製品を揃えるAUDEZEを扱うアスクのブースをレポートする。

■ナイコム

ナイコムは、GRADO、RHA、Stealth Sonics各ブランドごとにブースを展開。新製品を中心に各モデルを体験できるようにしている。

RHAの完全ワイヤレスイヤホン「TrueConnect」

なかでもやはり注目は、新規取り扱いブランドのStealth Sonics。9ドライバー機「U9」、4ドライバー機「U4」、2ドライバー機「U2」という、本イベントの2日前から発売開始となったばかりの3モデルを試聴できる。独自技術「SonicFlo Acoustics」(ソニックフローアコースティック)、 「Stealth Damping」(ステルスダンピング)、「Klarity Blub」(クラリティバルブ)などを使って、自然な音を再現するという。

Stealth Sonics「U9」

同ブランドはシンガポールで2018年に創業した若いブランドだが、母体企業の実績もあってすでに補聴器分野では母国でもかなりの地位にあるという。「そこからカスタムIEMへと展開が広がった。日本では諸々の条件が合わずユニバーサルIEM 3機種からのスタートとなったが、元々はカスタムのブランドなので日本でもカスタムを展開したいと思っている」(ナイコムスタッフ)とのこと。「夏頃をメドにカスタムIEMも販売したい」とのことだった。

フェイスプレートやシェルのサンプルもブースに参考展示

■FitEar

FitEarのブースでは、同社製カスタム、ユニバーサルイヤホン各種を試聴可能。また、ヘッドフォン祭初日の4月27日から受注を開始した新色を含むフェイスプレートの展示も行っている。

新色7色を含めたフェイスプレートやシェルの実際の色を確認できる

今回新色の受注を開始したフェイスプレートは、カスタムイヤーモニター「MHシリーズ」「Privateシリーズ」「Monet17」用のもの。グレープサファイア、スカイブルー、トパーズ、エメラルド、チェリーピンク、フレンチグレーの7色を追加し、既存色を合わせた12色から選択できるようになる。

なお、今回の7色は、2018年の3月に追加したシェルカラーに合わせたもの。これにより、シェルとフェイスプレート同色での製作が行えるようになった。

■AUDEZE

AUDEZEは、ロングセラーの平面駆動ヘッドホンを密閉化した「LCD-2 Closed-Back」や、「iSINE」シリーズをワイヤレス化できるBluetoothリケーブル「Bluetooth Cable for iSINE」といった、ヘッドフォン祭開幕前日に発表したばかりの新製品を展示。そのほか既存モデルも含めた各製品を試聴できるようにしている。

Bluetooth Cable for iSINE

iSINEシリーズを含む各製品を試聴可能

また、平面駆動型でワイヤレス対応のゲーミングヘッドホン「Mobius」も用意。毛色が少々異なる同製品を含めたさまざまなモデルをアピールしている。

Mobiusのデモ


春のヘッドフォン祭2019は4月28日まで中野サンプラザで開催。なお、イベント2日めの本日28日には、特売コーナーの全製品が5%オフになる「ファイルウェブ割」を実施。ファイルウェブの「春のヘッドフォン祭2019」関連記事を(この記事含む)表示したスマホを、フジヤエービックの販売スタッフに見せるだけで割引が適用される。

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