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ファブリック素材を採用

パナソニック、約10年ぶりのシアタープロジェクター「TH-100FP1」。短焦点・インテリアに溶け込むデザイン

公開日 2019/03/25 13:15 編集部:成藤 正宣
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パナソニックは、最大2,700ルーメンの輝度で映像を投写できる短焦点DLPプロジェクター “インテリアシアター” 「TH-100FP1」を4月19日より発売する。価格はオープンだが、30万円前の販売を想定する。

「TH-100FP1」

壁面から約17〜48cmの設置距離で、60〜120インチの大画面投写が可能な短焦点ホームシアタープロジェクター。最大2,700ルーメンの光量により、日中でもカーテンを閉めず視聴が可能としている。解像度はフルHD。映像の調整は同社のTV事業部が手がけたという。

大光量により明るい部屋でも映像がしっかり見られるという大画面短焦点プロジェクター

本体の外装にはファブリック素材を採用。全体を覆うことで身近なインテリアのように感じられるデザインとしたことが特徴だ。

パナソニックは以前、 “カジュアルシアター” の名称で、ホームシアター用プロジェクターを精力的に展開していたが、日本では2008年に発売された「TH-AE3000」を最後に、市場から撤退していた。今回の新製品はもともと、2018年4月に「Creative! SELECTION」のラインナップとして参考出品され(関連ニュース)、「2018年度の遅くない時期に発売したい」としていた製品だ。

DLNA対応により、「お部屋ジャンプリンク」対応機器からワイヤレスで映像/音声入力が可能

背面にはHDMI入力も

本体には出力4Wのミッドレンジスピーカーを4基、8Wのウーファーを2基、計32Wのスピーカーを内蔵。加えて、対向配置のパッシブラジエーターも搭載する。また、ミッドレンジのユニットは前方と側面に分散して配置され、大画面に適した音の広がりを再現できるとしている。

ファブリック素材により、カーテンやソファーのように身近な調度品として感じられるデザインを採用

側面に焦点調節レバーや操作ボタンを搭載

DLNAに準拠しており、同社のレコーダー“DIGA”、液晶テレビ“VIERA”のお部屋ジャンプリンク機能搭載機種からワイヤレスで映像/音声入力が可能。有線入力としてHDMI端子×2も搭載している。

リモコンのボタンから直接台形補正が可能な他、メニュー画面から壁色補正などの映像調整が可能

フォーカス調整はマニュアル方式で、側面のレバーにより行う。付属のリモコンのボタンや設定画面を開くことで、台形補正、壁色補正も行える。本体の質量は約11kg。

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