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チリやホコリにも強い

パイオニア、UHD BD再生対応の内蔵型ドライブ2機種。「オーディオCDチェック機能」も

公開日 2019/01/30 15:19 編集部:川田菜月
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パイオニアは、Ultra HD Blu-ray再生とアーカイブ用光学メディア“M-DISC”への記録・再生に対応した4K対応 内蔵型BD/DVD/CDドライブ「BDR-S12J-X」「BDR-S12J-BK」を2月上旬から発売する。価格はオープンだが、BDR-S12J-Xは37,000円前後、BDR-S12J-BKは23,000円前後での実売が想定される。

「BDR-S12J-X」

「BDR-S12J-BK」

4K解像度のUHD BD再生や、BD/BDXLディスクへの記録・再生が可能で、BDディスクへの高精度な16倍速記録にも対応。対応OSはUHD BD再生時がWindows 10、BD/DVD/CD記録・再生時がWindows 10/8.1/8/7。さらに、データの長期保存が可能な米国Millenniata社開発のアーカイブ用光学メディア“M-DISC”への記録・再生も行える。

従来同様に防塵・防音パットを採用した高い防塵・防音性能に加え、ドライブのソフトウェアを見直すことで、チリやホコリ、タバコの煙などによるディスクの読み取り性能劣化も抑えたとのこと。また映像ディスク視聴時には、フロントパネルのインジケーター(青色LED)を消灯することも可能となる。

ディスク表面の傷や汚れでオーディオCDのデータが読み取れないときに、再度読み取りを行う「PureRead4+」を搭載。さらにリアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑え、CD本来の音質で再生する「RealTime PureRead」など、PCで音楽を楽しむための機能も充実させた。

他にも、ドライブの各種設定が行える「パイオニアBD ドライブユーティリティ」に「おまかせ設定」機能を追加。ローディング動作や静音設定などを最適化し、映画や音楽を楽しむ際に適した「視聴モード」、読み取り・書き込み速度を重視する「高速モード」、読み取り・書き込み品質を重視する「品質モード」、最大消費電力を抑える「エコモード」から選択できる。

他にも、読み出し時間を短縮する「高速読み出しモード」や、BDのデータ読み出し時の信号ノイズをクリアにする「リミットイコライザー」機能、キズや汚れなどが付いていたり書き込み品質の低いBD/DVDでも再生できる「PowerRead」機能なども装備。また再生ソフトは「PowerDVD14」で、DVD画質をフルハイビジョン画質にアップスケールする「アップスケーリング」機能なども搭載する。

「BDR-S12J-X」では、CDの再生品質をチェックし表示する「オーディオCDチェック」機能を搭載。4段階(AからD)で表示し、低い品質レベル(C、D)の場合には本機の設定変更などの対処方法を表示する。本機能は、CD内全てのデータをチェックする「フル設定」と短時間でチェックする「クイック設定」から選択できる。

本機には低抵抗フラットケーブルと銅メッキネジを採用することで導通性能を高め、記録再生信号のノイズを低減。またディスク回転時の振動を抑えるため防振部品を各部に実装し、ディスクトレーにはハイエンドオーディオ機器にも採用している静音塗装を施し、静音性も高めたとしている。

さらに筐体の内外装に特殊塗装を施し、ピックアップからのレーザー光の乱反射を抑え放熱性も向上。フロントパネルは傷が付きにくい高光沢ハードコートUVで塗装し、ツヤのあるピアノブラックカラーに仕上げている。外形寸法は148W×42.3H×181Dmm、質量は740g。

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