HOME > ニュース > バッファロー、USB-HDDが壊れる前に録画データを新しいUSB-HDDに移す「録画番組引越しサービス」

対応USB-HDDも同時発表

バッファロー、USB-HDDが壊れる前に録画データを新しいUSB-HDDに移す「録画番組引越しサービス」

公開日 2018/10/31 17:19 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
バッファローは、テレビ・レコーダー向けUSB-HDDに録りためたデータを、ハードディスクが故障する前に有償で新しいハードディスクに移行する「録画番組引越しサービス」を2019年1月1日の改正著作権法施行後に近日開始すると発表。これに先立ち、同サービス対応のUSB-HDD「HD-LDS-Aシリーズ」を11月中旬より順次発売する。

HD-LDS-Aシリーズ

「録画番組引越しサービス」は、テレビやレコーダーに接続してテレビ番組を録画したUSB-HDD内の録画データを、そのHDDが壊れる前に別のUSB-HDDにまるごと移行するサービス。10月31日時点での対応USB-HDDは本日同時発表の「HD-LDS-Aシリーズ」、および先日発表した「HDV-SAMU3-Aシリーズ」で、本サービスの利用料金は8,000円になる予定。サービス開始日やサービスの詳細は後日改めてアナウンスするとしている。

本サービスにより、暗号化やコピー制御信号の付与によってこれまでデータ移行が困難であった日本の地上デジタル放送の録画コンテンツの移行が可能になり、「録りためた録画番組を失うことなく新しいハードディスクへ安全に移行する」としている。データ移行後の製品は、実施前と同様にそれまで使用していたテレビ・レコーダーで引き続き録画番組の再生や新規録画が行える。

本サービスは、2019年1月1日より改正著作権法が施行されることを受けて実現したもの。改正著作権法では、HDDなど記録媒体を内蔵する機器を保守・修理等のため同様の機能を有する機器と交換する場合において、テレビ番組録画データの一時的複製が可能になるため、本サービスの提供が可能になったのだという。

なお、本サービス用のコピープロテクトおよび復元技術はSeeQVaultとは異なる同社独自の技術を採用。そのため、「ダビング10」対応の録画コンテンツは、コピー可能回数を変えることなく移行される。

本サービス対応のUSB-HDDは、前述のように「HDV-SAMU3-Aシリーズ」と「HD-LDS-Aシリーズ」。対象製品に搭載されている故障予測機能「みまもり合図 for AV」により事前に故障予測が通知された際に、ウェブ受付フォームで申し込み後に製品をバッファローへ発送することで、内蔵されているハードディスクをバッファロー側で新しいものに交換しデータ移行作業を実施の後に返送する。

故障予測機能「みまもり合図 for AV」は、ハードディスクの劣化状態から故障を予測するというもの。製品後方側面のLEDで事前に故障予測をユーザーへ通知する。

本日同時発表の「HD-LDS-Aシリーズ」は、ブラックとホワイトの2色で展開。1TB/2TB/3TB/4TB/6TBモデルをラインナップしており(※6TBはブラックのみ)、型番と価格は下記の通り。

■ブラック
1TB HD-LDS1.0U3-BA ¥12,200(税抜)
2TB HD-LDS2.0U3-BA ¥13,900(税抜)
3TB HD-LDS3.0U3-BA ¥16,100(税抜)
4TB HD-LDS4.0U3-BA ¥17,800(税抜)
6TB HD-LDS6.0U3-BA ¥27,900(税抜)

■ホワイト
1TB HD-LDS1.0U3-WA ¥12,200(税抜)
2TB HD-LDS2.0U3-WA ¥13,900(税抜)
3TB HD-LDS3.0U3-WA ¥16,100(税抜)
4TB HD-LDS4.0U3-WA ¥17,800(税抜)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック