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アイコニックなモデル

B&O PLAY、ワイヤレス化した超定番イヤホン「Earset」体験イベント。新色ブラックも

2018/07/05 編集部:川田菜月
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Bang & Olufsenは、B&O PLAYブランドの耳掛け式ワイヤレスイヤホン「Earset」の体験イベントを本日7月5日に開催。イベントスペースには新カラーのブラックモデルも展示された。

耳掛け式ワイヤレスイヤホン「Earset」体験イベントを開催

新カラーのブラックも展示

Earsetは、様々な耳に対して安定した装着感を実現する、フレキシブルデザインのイヤーフックを備えた耳掛け式イヤホン(関連ニュース)。オリジナルは90年代にデザインされ、Bang & Olufsenのアイコンデザインとして人気の高いモデルで、愛用者からはBluetoothモデルの登場を待ち望む声も多かったという。

Bang & Olufsenのアイコンデザインとして人気も高く、Bluetoothモデルの登場を待ち望む声も多かったという

特徴的なイヤーフック部分は、アルミニウムのピストン部を備え、イヤホンの角度や軸の高さ、フックの向きの調整が可能。3方向への曲げ伸ばしが可能で、高いフィット感と外耳に沿った装着の安定性を両立するとしている。高さ調整部は油圧式のような少しゆっくりとした動きで、メカニカルなイメージを強調している。

特徴的なイヤーフック部分により、フィット感と安定した装着感を実現する

ハウジング部はわずかに耳の方向に傾けて設計され、音漏れを低減しながら音楽をしっかり楽しめるという。また耳を塞がずに装着するオープン型となっているため、周囲の音も聞くこともできる。

音質は、外音が聴こえることを前提によりポジティブに捉え、バランスを取りつつクリアで音楽に集中できるようにチューニングが施されているという。内部にはネオジム磁石を備えた14.2mmエレクトロダイナミックドライバーを搭載し、ユニット後ろのキャビネットに備えた2つの音響用ベントホールとバスポートにより最適化。Bluetoothチップセット内のデジタルイコライザーが最終調整する。

カラー展開はグラファイトブラウンが5月、ホワイトが6月上旬から発売されており、今回新カラーとしてブラックモデルも発表された。各部すべてをオールブラックでデザインされており、イヤーフック部分はグラファイトブラウン/ホワイトモデルと比べてマットな印象に仕上げられている。

左から、グラファイトブラウン/ホワイト/ブラック。グラファイトブラウンはアンティーク、ホワイトは洗練された印象で、ブラックが一番カジュアルに感じられた

イベントは東京・中目黒の高架下にあるカフェで開催された。電車の通る音など、通常より環境音が多く聴こえる環境をあえて選択したとのことで、それらが雑音としてではなく背景のように聴こえ、「周囲の音を取り込んで環境を把握しながらも、クリアに音楽を楽しめることを体験してもらいたい」と語った。

中目黒の高架下にあるカフェにてイベントを開催

Instagramと連動したキャンペーンとして、4つの音楽付き写真を公開。BLACK CAT WHITE CATのサウンド・プロデューサーである松宮聖也氏が、“東京”らしさをイメージして制作した4つのサウンドと、川上シュン/熊谷隆志/植野有砂/エリーローズの4名をモデルにした写真を組み合わせたイメージを、各モデルのInstagramに掲載、誰でも聴くことができるとのこと。

イベントスペースでも今回のために制作された4つのサウンドを聞くことができた

写真は日本在住のデンマーク人フォトグラファー、Lasse Kusk氏が撮影。Kusk氏は“日本”をテーマとした、B&O PLAYの2017年秋冬コレクション画像も手がけている。イベントスペースでは、Instagramに掲載される川上シュン/熊谷隆志/植野有砂/エリーローズの4名の写真を映し出し、展示しているイヤホンと連動してそれぞれ4つのサウンドを楽しめるように展開されていた。

エリーローズ(写真左)や川上シュン(写真右)など4名をモデルに、東京をテーマとした写真と音楽を連動させたInstagramキャンペーンを実施

Bang & Olufsenでは今夏以降にも複数の新製品を予定しているという。詳細はまだ発表されていないが、「革新的なイヤホン/ホームオーディオ製品を発表できると思う。期待していただきたい」とした。

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