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LDAC/aptX HDにも対応

Olasonic、録音エンジニアがチューニングしたBluetoothスピーカー「IA-BT7」

公開日 2018/05/17 12:21 編集部:成藤正宣
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(株)インターアクションは、OlasonicブランドのBluetoothスピーカー「IA-BT7」を6月8日から発売する。カラーはウォルナット/シルクホワイトの2色。オープン価格だが、30,000円前後での実売を予想する。

「IA-BT7」

インターアクションは昨年、東和電子からOlasonicブランドを譲渡されており、IA-BT7はブランド移動後初の製品となる(関連ニュース)。開発にあたっては、元東和電子やソニーの技術者が所属する、(株)SOZOデザインが技術協力を行った。

キャビネットには「このクラスで採用するのは珍しい」という木材、スピーカーユニットには57mmフルレンジユニット2基と110mmサブウーファーを採用。歪の少ないデジタル・プロセッシング・チャンネルディバイダーにより、クロスオーバー周波数を200Hzで取ることで再生音を滑らかにする。さらに重低音強化のため、背面にパッシブラジエーターも搭載している。スピーカー部の再生可能周波数帯域は50Hz〜40kHz。

キャビネットは木製。「このクラスの製品では珍しい」という

57mmのフルレンジ2基と110mmの大型ウーファーを採用する

アンプ部は高音用と低音用を独立させ、相互干渉を抑えるバイアンプ構成。Bluetoothモジュールは独自開発で、クアルコム製CSR8675を採用しLDAC/aptX HDに対応。LDACでは最大96kHz/24bit、aptX HDでは48kHz/24bitまで対応する。その他のコーデックとして、aptX、AAC、SBCも再生可能。

音質を追求した独自開発のBluetoothモジュールを搭載。LDACやaptX HDにも対応する

入力はBluetooth/アナログ入力の2系統に対応。いずれも内部のサンプリングレートコンバーターにより、96kHz相当までアップサンプリングされる。スマートスピーカーに接続する用途を想定しており、アナログ入力は「AI/AUDIO IN」と表記される。

発展の著しいスマートスピーカーとの連携を強く意識し、アナログ入力も「AI/AUDIO IN」と表記している

製品の最終チューニングは有名アーティストのレコーディング・エンジニアを務めてきた、株式会社ミキサーズラボが担当。レコーディングスタジオでリファレンス楽曲を再生しながら調整したサウンドイメージを、高性能グラフィックイコライザーを用いてDSPに書き込んだ。これにより、スタジオマスターのサウンドバランスを伴う、豊かな低音や華やかな高音再生を実現したとする。

Bluetoothはバージョン4.2、NFCに対応。ACアダプターからの給電により動作する。外形寸法は275W×144H×65Dmm。質量2,2kg。

本日、同社は製品の発表会を都内にて開催。同社副社長の木地伸雄氏を始め、開発スタッフが製品説明を行った。

木地氏は「インターアクションは元々、カメラセンサー検査用光源の供給などBtoB企業として活動してきたが、Olasonicブランドの引き継ぎを機にBtoCへ参入する。新しいこと、新しい文化の創造へ次々チャレンジしていきたい」と同社の特徴について説明した。

インターアクション副社長 木地氏

インターアクションはBtoB事業を主体に活動してきた

同社オラソニック事業部の事業部長 小野裕二氏は、IA-BT7のコンセプトについて「今の時代はスマホや、そこから利用できる動画/音楽配信サービスの発展が著しい『スマホオーディオ』の時代。屋外ではヘッドホンなどを使う方が多いだろうが、屋内で配信サービスを利用する際“いい音”で楽しんでもらおうと、この製品を開発した」と語った。

インターアクション オラソニック事業部 小野氏

IA-BT7の最終チューニングを行った、ミキサーズラボの会長 内沼映二氏は、「Bluetoothにはいままで、データ伝送手段としてはともかく音楽伝送の手段としては疑問を持っていたが、実際に聴いてみて技術的な進化に驚かされることになった。この価格で豊かな音楽性を表現できたのは素晴らしいこと」と製品のチューニングに関して語った。

ミキサーズラボ会長 内沼氏

技術協力を行ったSOZOデザインのCEO 山本氏は、「これまでBluetoothモジュールは多機能だが音質が物足りないと考えており、今回は世界一音の良いBluetoothに調整しようという気概で開発に取り組んだ。(山本氏自身が)元々Olasonicに携わっていたこともあり、Olasonicの再出発は感慨深い」と述べた。

SOZOデザインCEO 山本氏

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