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TTRが新ブランドの取り扱いを開始

Ar:tio、音響技術「a.i.m」によって“ヘッドホンの開放的な音場感に迫るイヤホン”「CU1」

2018/02/09 編集部:小野佳希
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CU1
TTRは、新たに日本の新興オーディオブランド『Ar:tio (アルティオ)』の取り扱いを開始。第一弾製品として、特許出願中の新開発イコライザー「a.i.m」を搭載したイヤホン「CU1」を2月23日に発売する。オープン価格だが12,900円前後での実売が予想される。

また、オプションとしてバランス接続に対応させる2.5mm 4極変換ケーブルおよび4.4mm 5極変換ケーブルを3月末頃に発売する。両ケーブルともそれぞれ5,000円前後での実売が予想される。

「CU1」は10mmダイナミック型ドライバーを搭載したカナル型イヤホンで、「ヘッドホンの音をイヤホンで」をコンセプトに開発されたとのこと。「オーバーバンド型の開放的な音場感に迫るカナル型イヤホンだ」とアピールしている。昨年末にポタフェスで参考出展していたモデルが正式に発売されることになった格好(関連ニュース)。

本機が搭載する音響技術「a.i.m」は「Absobing Ideal Mechanism」の略で、防音室の壁に使用する有孔ボードなどにも利用されるヘルムホルツ共鳴の仕組みを応用した、特定周波数の音を吸収する音響構造。この音響構造をドライバーユニットの前面に取り付けることで、任意の音域だけを抑制することができるという。これにより、低歪の自然な高域を再生するとしている。

ケーブルは分岐着脱式で、ケーブル部の途中で付け外しするスタイルを採用。標準付属するのは3.5mmステレオミニプラグのケーブルだが、前述の別売ケーブルを使用してバランス接続対応にすることができる。なおSpinFitイヤーピースが標準付属する。

周波数特性は20Hz〜20kHzで、出力音圧レベルが102dBSPL/mW、最大入力が200mW、インピーダンスは18Ω。

なお、本機は“半永久保証”の対象。有償保証・無償保証どちらも対象商品の生産完了まで回数無制限で保証するという。

Ar:tioというブランド名は「Ars (人間の研鑽による成果物)」と「Creatio (理想の創造物)」というラテン語から構成された造語だとのこと。自由な発想から作り出された製品の理想的な状態を常に追い求め、ブランドコンセプトである「Sound for new value」を体現するという熱意が込めらているという。

なお公式サイトには、CU1と同じく「ポタフェス2017WINTER」で出展されていた「RK01」も掲載。価格や発売日は現時点では未定となっている。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドAR:TIO
  • 型番CU1
  • 発売日2018年2月23日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格12,900円前後)