DLA-X9900BEなど3モデル

<IFA>JVC、「4K e-shift5」搭載の新4K HDRプロジェクター発表。D-ILA20周年記念の真っ赤な特別仕様機も

編集部:小野佳希
2017年09月03日
JVCケンウッドはドイツで開催されているIFAにおいて、新世代の「4K e-shift5」技術を搭載したHDR対応D-ILAプロジェクター「DLA-X9900BE」「DLA-X7900B/WE」「DLA-X5900B/WE」3機種と、D-ILAデバイス誕生から20周年を記念した特別仕様機「DLA-20LTD」を発表した。

DLA-20LTD

独自の4K表示技術「4K e-shift」の世代が、現行の“4”から“5”へと進化。アルゴリズムの見直しなどにより精度が向上し、例えばナナメの線がより滑らかに描写できるようになったという。

IFAのブース内はシアタールームを設置してプロジェクターをデモ

3モデルとも0.7インチ/フルHDのD-ILA素子3基を搭載し、いわゆる“画素ずらし”技術による4K表示に対応。HDRにも3機種すべてが対応している。

X9900BEは輝度2,000ルーメン、ネイティブコントラスト16万対1、ダイナミックコントラスト160万対1というモデルで、続くX7900B/WEは輝度1,900ルーメン、ネイティブコントラスト13万対1、ダイナミックコントラスト160万対1。X5900B/WEは輝度1,800ルーメン、ネイティブコントラスト4万対1、ネイティブコントラスト40万対1というモデル。

X9900BEとX7900B/WEは、ブライトネス優先とカラー優先の2つのカラープロファイルを選択可能。オートスイッチングHDRピクチャーモードとガンマ調整機能も備えている。

また、映像ソース(UHD BDソフト)が該当のメタデータを持っている場合には、メニュー画面からMaxCLL(Maximum Content Light Level)およびMaxFALL (Maximum Frame Average Light Level)情報を確認できるようにもなった。

20周年記念モデル「DLA-20LTD」は、まだ詳細な台数などは未定だが台数限定での発売。JVCのコーポレートカラーである赤色のボディーで、D-ILA20周年記念ロゴもあしらった特別デザインを採用する。なお本機も4K e-shiftによる4K対応モデルとなる。

D-ILAデバイスや各種パーツを厳選したものにし、20万対1というネイティブコントラストを実現。そのほか、起動時にはD-ILA20周年記念ロゴを投映する。そのほかの詳細は改めてアナウンスするとしている。

歴代のD-ILA展示も

IFAのブースではシアタールームを設置してプロジェクターをデモ。同スペースには、2015年からJVCケンウッドグループの傘下に加わっているイタリアのASK社によるスピーカーも用意されていた。

ネイティブ4K対応のDLA-Z1も

ASKは主にカーオーディオのブランドだが、今回はフロアスタンディングのリボン型スピーカーを用意。実際に試聴体験もできるようになっている。なおASK製品の販売計画は現在検討中で具体的にはまだ決まっていないとのことだった。

写真中央の最も背の高いスピーカーがASK製のもの

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