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特許出願中の「tia」技術を採用

64 AUDIO、オープン型BAドライバー採用のハイブリッド型イヤホン「tia Fourte」/18ドライバー搭載「U18 Tzar」

公開日 2017/06/22 17:27 編集部:小澤 麻実
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ミックスウェーブは、同社が取り扱う64 AUDIO社のイヤホン「tia Fourté」と「U18 Tzar」を6月23日に発売する。価格はオープン。

tia Fourté(ティア・フォルテ) 予想実売価格407,200円前後

tia Fourté

ダイナミックドライバーとBAドライバーのハイブリッド構成。低域にダイナミックドライバーを1基、BAドライバーを中域・中高域・高域に各1基ずつ搭載している。

そのうち中域と高域には特許出願中の新テクノロジー「tia(Tubeless In-ear Audio)」システムを使用したBAドライバーを採用。これは筐体を密閉にせずオープン型とすることで、ドライバー本来のポテンシャルを引き出し、ダイヤフラムからの音を直接得られるようにするというもの。音導管やダンパーが不要になるメリットもあるという。

筐体内部はアコースティック・チェンバーによりダイナミックドライバーとBAドライバーをそれぞれ最適化した状態で配置している。

また、音導孔を1つにするシングルボア設計や、同ブランドの独自技術“第二の鼓膜”「apex(Air Pressure Exchange)テクノロジー」を採用。イヤホン内部の小型スピーカーが外耳道内で発生させる空気圧を緩和することで、音質の大幅な改善と、耳の疲労の低減、帯域幅の広いサウンドを実現したという。

感度は114dB、インピーダンスは10Ωで、再生周波数帯域は5Hz〜22kHz。

筐体はアルミニウム無垢材を機械加工。フェイスプレートには耐久性が高くエレガントな外観のパティナ仕上げ(緑青仕上げ)の銅を使用している。


U18 Tzar 予想実売価格339,400円前後


U18 Tzar
BAドライバーを18基搭載したユニバーサルイヤホン。18ドライバー搭載はユニバーサルモデルとしては世界初とアピールしている。構成は低域8基、中域8基、中高域1基、高域1基。中高域と高域については、前述のtiaテクノロジー採用のBAドライバーとなる。

本機も音導孔を1つにするシングルボア設計や、同ブランドの独自技術“第二の鼓膜”「apex(Air Pressure Exchange)テクノロジー」を採用。より筐体が耳型にフィットするよう、「3Dフィット技術」と呼ばれる製造プロセスを採用しているとのこと。

感度は115dB、インピーダンスは9Ωで、再生周波数帯域は10Hz〜20kHz。

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