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12.9インチも

アップル、10.5インチに大型化した新「iPad Pro」。120Hz表示対応

公開日 2017/06/06 04:07 編集部:風間雄介
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アップルは、画面サイズが10.5インチと12.9インチの、新しい「iPad Pro」を発表した。

いずれも64GB、256GB、512GBの3モデルを用意する。本日から予約受付を開始した。

10.5インチの新iPad Pro

12.9インチモデルと10.5インチモデルの比較

10.5インチモデルの64GBモデルは69,800円、256GBモデルは80,800円、512GBモデルは102,800円。12.9インチモデルは64GBモデルが86,800円、256GBが97,800円、512GBが119,800円(すべて税抜)。

本体色はシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色を用意する。

10.5インチモデルのディスプレイサイズは、これまでの9.7インチから大型化。画面の面積を20%程度大きくした。

画面サイズを大型化したことにより、フルサイズのオンスクリーンキーボードが使えるようになった。またスマートキーボードもフルサイズ対応し、JISキーボードも用意される。

スマートキーボードを装着したところ

ディスプレイのリフレッシュレートはこれまでの60Hzから、120Hzに高速化。これにより滑らかな描画を可能にした。そのほかDCI P3のワイドカラーガンマにも対応し、明るさは600nits。そのほか、iPadのためにカスタマイズした反射防止コーティングにより1.8%という低反射率を実現。明るい場所での視認性を高めている。

さらに、20msという低遅延を実現したApple Pencil 2にも対応している。こちらもリフレッシュレートを高め、これまでのApple Pencilよりもさらに滑らかな書き心地を実現したという。

Apple Pencilによる入力はさらに低遅延に

プロセッサーはA10X Fusionで、6コアCPUと12コアGPUを搭載。処理速度は30%高速に、GPUのパフォーマンスも40%速くなった。そのほか機械学習を使った画像信号プロセッサーも内蔵している。バッテリーの持続時間は10時間。

カメラはリアカメラが12メガピクセル、フロントカメラが7メガピクセル。どちらもiPhone 7と同じもので、光学式手ぶれ補正とf/1.8の開口部を備えている。

Wi-Fiは802.11acに対応している。またLTEについても4G LTE-Advanced対応となっている。細かなところではTouch IDの認識速度が、前モデルに比べ2倍となっている。

今秋アップグレードされるiOS 11にも無料でアップグレードでき、macOSのようなドックやマルチタスキング、ファイルベースのUIなどが利用できる。

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