次世代放送に向けた技術試験

LG、4K/120pのハイフレームレート放送受信デモ。衛星運用SESのカンファレンスで

編集部:成藤正宣
2017年05月17日
LGエレクトロニクスと人工衛星の運用を行うSES社は、ルクセンブルクで現地時間の5月16日と17日に行われている「SES Industry Days カンファレンス」で、4K/120fpsのハイフレームレート(HFR)放送のデモンストレーションを行っている。

「SES Industry Days カンファレンス」でのデモの様子

放送はSESの保有するアストラ衛星を介して行われ、施策したHFRソフトを通してLGの有機ELテレビで表示される。

HFRは、動画1秒間あたりのコマ数(fps)を増やし、滑らかな映像を実現する技術。20〜60FPSほどで制作・表示されることが多い現在のコンテンツに比べ、モーションブラー(被写体のぶれ)やジャギー(輪郭のギザギザ)といった画質劣化が抑えられるため、臨場感あるスポーツや流体のような素早い動きを表示するのに効果的とされる。

次世代のデジタル放送標準規格「DVB UHD-1 Phase 2」には、すでに対応テレビが増えているHDR(High Dynamic Range)や次世代オーディオ、HFR技術などの仕様が盛り込まれている。ディスプレイ製造、放送、コンテンツ制作の各業界が対応に向け準備している。

なおLGは、2016年9月にベルリンで開かれた国際家電見本市「IFA」で、100/120fpsのHFRデモを行っていた。

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