ヘッドホン関連ブースをレポート

<OTOTEN>JVC、頭外定位技術「Exofield」の測定&デモ/約3万円の平面駆動型ヘッドホン

編集部:成藤正宣
2017年05月13日
5月13日、14日に東京国際フォーラムで開催されている「OTOTEN2017」。本記事では、4階G410のJVCケンウッドブースと、G409の15社共同出展ブースの様子をお伝えする。

JVCケンウッド

JVCケンウッドは、先日同社から発表された「Exofield(エクソフィールド)」(関連ニュース)のヘッドホンを体験できるブースを用意した。

Exofieldは、個人の耳や顔の形状、基準となる再生スピーカーやリスニングルームなどを測定し、ヘッドホンでの音楽再生時に反映させることで、ヘッドホンを着けているのにスピーカーで音楽を聴いているかのような頭外定位を味わえるというもの。ブースでは実際に音響特性の測定を行うことができ、測定を反映した結果をポータブルアンプ「SU-AX01」とヘッドホン「HA-MX100」の組み合わせで試聴することがdできた。なお、測定の体験・試聴には整理券が必要で、配布はブース前で行っている。

「Exofield」の用音場測定ブースの模様

通常のヘッドホンとは明らかに違う鳴りを実際に体感できる


campino audio

元大手オーディオメーカーのエンジニアが立ち上げたcampino audioは、ハイレゾイヤホンとハイレゾポータブルスピーカーを出展。今回のイベントのために調整したというVRコンテンツを楽しむ音もできた。このVRコンテンツに使われた動画は、youtubeでも閲覧できるようにするという。

VRのデモコンテンツが用意されていたcampino audioブース


GLIDiC

GLIDiCは、ソフトバンクセレクションのオーディオブランド。同社が今まで発売したハイレゾイヤホン「SE-5000HR」、Bluetoothイヤホン「WS-3000」「WS-5000」、Astell&Kernと共同で制作したaptX HD対応のBluetoothポータブルアンプ「XHA-9000」を出展。今後、新たなノイズキャンセリング対応Bluetoothイヤホンも検討しているとのことだ。

GLIDiCのBluetoothイヤホン


エレコム

「意外に良い音」のキャッチフレーズでハイレゾ製品を展開する同社は、ハイレゾイヤホンのエントリークラス「EHP-CH1010A」から、漫画家・士郎正宗氏とコラボレーションして作り上げた最上位クラスの「EHP-SH1000SV」まで、全てのラインナップの試聴機を用意。ブースで実際にその音を確かめることができた。

エレコムのハイレゾイヤホンがズラリ


ファイナル/ヤマハ

ヤマハとファイナルは、各社のイヤホンやヘッドホンを一堂に出展。「春のヘッドホン祭2017」でも話題となったファイナル独自の平面駆動式ヘッドホン試作機や、今月発売のダイナミック型イヤホン「E2000」「E3000」には、今回も大勢の試聴希望者が集まっていた。

発売を控えたイヤホン「Eシリーズ」(手前)が人気

ヤマハも数々のラインナップを用意


多摩電子工業

多摩電子工業は、「春のヘッドホン祭2017」に引き続き、開発中の新ブランド fineEarsの製品を出展。カラーバリエーション豊富な「TSH-MG1」「TSH-HR500」や、MMCXケーブル交換可能な上位機「TSH-1000」などを用意していた。

fineEarsの「TSH-MG1」(手前)と「TSH-HR500」(奥)


R.W.C.

R.W.C.は、X-Rideブランドから、ハイレゾ対応イヤホン「X1」、スマホ向けハイレゾ対応アンプ「X3」小型ハイレゾ対応DAPの「X6」等を出品。注目は平面駆動式ヘッドホンの試作機で、ドイツで研究、中国で生産という仕組みをとっており、29,800円での販売を予定しているという。会場で聴ける試作機は開放型だが、密閉型も計画中。「発売はおそらく密閉型が先になる」ということだ。

29,800円という平面駆動ヘッドホン。隣がドライバー


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