「今後のSPEを牽引していくために最適な選択」

ソニー・ピクチャーズの新会長にアンソニー・ヴィンシクエラ氏が就任。CBSテレビやFOXなどの要職を経て

編集部:押野 由宇
2017年05月12日
ソニー(株)は、2017年6月1日付で、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下、SPE)の会長 兼 CEOに、アンソニー・ヴィンシクエラ(Anthony Vinciquerra)氏が就任することを発表した。

ヴィンシクエラ氏は、今春での退任を発表したマイケル・リントン氏の後任として、SPEの本社部門、映画製作部門、テレビ制作部門、メディアネットワーク部門を含むSPE全体を統括することになる。

同氏は、CBSテレビやハースト・コーポレーションの放送部門において要職を歴任したのち、2001年にニューズコーポレーションにおける最大の部門であるフォックスネットワークグループのプレジデントに就任。2002年にCEO、2008年から2011年までは会長 兼 CEOを務めた。現在はテキサス・パシフィック・グループのテクノロジー/メディア/テレコム部門のシニアアドバイザーとして、資本政策や成長分野などへの投資を担当している。

ソニー(株)の代表執行役社長 兼 CEOの平井一夫氏は「アンソニー・ヴィンシクエラは、大規模で複雑なメディア及びエンタテインメント業界において成長を牽引してきた豊富な経験をもつ、成果重視型のリーダーです。彼の経営手腕、クリエイターとのコラボレーション力、新たなメディアテクノロジーに関する専門知識は、SPEがこれまで取り組んできた収益改善策を確固たるものとし、今後のSPEを牽引していくために最適な選択だと考えています」とコメント。

また「マイケル・リントンには、長年に渡り献身的な働きで、ソニーのエンタテインメント事業に貢献してくれたこと、またCEOの後任の人選と円滑な経営体制の移行への協力に感謝したいと思います」と述べている。

就任にあたりヴィンシクエラ氏は「私は、SPE及びエンタテインメント業界全体にとって、とても刺激的でダイナミックな変化があるこの時に、SPEで仕事ができることをとても嬉しく思います。コンテンツの制作、供給、視聴の方法の全てが大きく変わりつつある今、SPEやソニーグループの非常に才能あるメンバーと協力していくことで大きなチャンスが生まれると考えています。このような機会を与えてくれた平井さんに感謝し、すぐに全力で仕事にとりかかりたいと思います」とコメントしている。

関連記事