新技術tiaテクノロジーとapexテクノロジー採用

64AUDIO、世界初の18ドライバー搭載カスタムIEM「A18 Tzar」。約37万円

編集部:伊藤 麻衣
2017年04月21日
ミックスウェーブ(株)は、同社が取り扱う64AUDIOより、18ドライバー搭載のカスタムIEM「A18 Tzar」を、4月28日から発売する。価格はオープンだが、370,093円前後での実売が予想される。

A18 Tzar

本製品は、バランスド・アーマチュアドライバーを低域と中域に8基ずつに加え、64AUDIOの新技術「tiaテクノロジー」を採用したオープン型BAドライバーを中高域と高域向けに1基ずつ搭載する。同社によると、18ドライバー構成のカスタムIEMは、本製品が世界初とのことだ。

「tia(Tubeless In-ear Audio)テクノロジー」によるBAドライバーは、より高次元な音の解像度、ディテールを得るために開発されたという。

筐体をオープンにすることで、ハイファイスピーカーのようにダイヤフラムからの音を直接得ることを可能したとする。これにより、密閉型のバランスド・アーマチュアドライバーに内在していた共振問題を解決するだけでなく、音質を劣化させる原因となる音導管やダンパーも不要になるという。

同ブランドは、音導管はその長さなどにより共鳴と歪を創り出し、不要なノイズを発生させる原因と考えている。ピークなどを作り出す共鳴は、非常に不均一な周波数応答を生成するが、tiaシステムの採用によりそれらを排除できるとしている。

低域と中域には、音導孔を1つにする「シングルボア設計」を採用。音導管による共鳴を排除するために効果的とし、大口径の音導孔が音響形成チャンバー、そしてtiaテクノロジー採用の高域向けドライバーの周波数レスポンスを助ける機能を持つという。

さらに、同ブランドの独自技術“第二の鼓膜”「apex(Air Pressure Exchange)テクノロジー」を採用。イヤホン内部の小型スピーカーが外耳道内で発生させる空気圧を緩和することで、音質の大幅な改善と、耳の疲労の低減、帯域幅の広いサウンドを実現したという。

感度は116dB、インピーダンスは9Ωで、周波数特性は10Hz〜20kHz。

また同社は、一部既存ユーザーを対象とした「A18 Tzar」への有償アップグレードプログラムを期間限定で用意。対象となるのは、64AUDIOのイヤーモニター「A12」「U12」「A10」「U10」のいずれかを国内正規販売店にて購入したユーザー。4月29日から6月30日まで申請を受け付けている。

アップグレードにかかる費用は、A12からが212,000円(税込)、A10からが238,000円(税込)、U12からが242,000円(税込)、U10からが264,000円(税込)となる。

申請方法やアップグレードに関する詳細は公式サイトから確認できる。

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