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海外への事業展開も視野に

アニマックスとキッズステーションが経営統合 ー SPEと三井物産による合弁会社の傘下に

2017/02/23 編集部:小澤貴信
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ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)と三井物産は、アニメ事業共同運営会社の設立に合意。SPEJと三井物産は合弁会社AK Holdingsを設立し、SPEJの子会社である「アニマックスブロードキャスト・ジャパン」(アニマックス)と、三井物産の子会社である「キッズステーション」を同合弁会社の傘下にすると発表した。

SPEJと三井物産は、AK Holdingsを通じてアニメチャンネル事業を共同運営することをはじめ、アニメ作品の製作や商品化、映像配信などのアニメに関する様々な事業を日本国内市場はもちろん、世界市場に向けて共同で展開する。

AK Holdingsの代表取締役には、SPEJ代表取締役 兼 テレビジョンネットワーク部門 日本代表で、アニマックス代表取締役を務める滝山正夫氏が就任予定。また、滝山氏は3月31日付でキッズステーションの代表取締役にも就任する予定だ。

滝山氏は「有料チャンネルで日本最大の加入世帯数を誇るアニマックスと、子ども向けアニメチャンネルの草分け的存在として人気を誇るキッズステーションが共同でアニメ事業を展開できることは、非常に有意義なこと。三井物産とともに日本が誇るアニメを日本国内はもとより、世界中の人々に楽しんで頂けるよう、提供していく」とコメント。

三井物産株式会社 常務執行役員ICT事業本部長 北森信明氏もコメントを発表。「キッズステーションとアニマックスは、これまで長きにわたり、魅力的な日本アニメを届けてきた。これまで強化してきたアニメ放送事業を、さらに拡大し、ソニー・ピクチャーズと共に、両社の事業を益々発展させていく。これらチャンネル事業を核として、国内だけでなく、グローバルに様々なアニメ関連事業を展開していく方針だ」とした。

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