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豪華版&通常版の2種類

夭折の天才棋士描いた『聖の青春』、4月28日にBD化

2017/02/10 本山由樹子
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KADOKAWAは、映画『聖(さとし)の青春』を4月28日にBlu-rayで発売する。BDは豪華版(6,700円・税抜/品番:DAXA-5143)と通常版(4,700円・税抜/品番:DAXA-5139)の2種類。DVDは通常版(3,800円・税抜/品番:DABA-5139)のみ。

『聖(さとし)の青春』 BD 通常版

『聖(さとし)の青春』 BD 豪華版

BDの日本語音声はDTS-HDマスターオーディオ5.1ch、日本語DTS2.0chを収録。

豪華版は本編BDと特典DVDの2枚組で、特典は特報、劇場予告編、メイキング映像、イベント映像(完成披露舞台挨拶、初日舞台挨拶、東京国際映画祭舞台挨拶)、公開記念特別番組、オーディオコメンタリー(松山ケンイチ×東出昌大×森義隆監督)を収録。特製ブックレットも封入。

豪華版ボックスも用意

豪華版ボックスの内容

通常版の特典は劇場予告編を収録。


〜〜あらすじ〜〜


1994年、将棋のプロ棋士・村山聖(さとし)七段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、15歳の頃から10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。聖は幼少期より腎臓の難病を患っており、家族や仲間は反対する。しかし、将棋に懸けてきた聖を見ている森師匠は、背中を押す。 

東京。ジャンクフードや酒を好む豪快な生活を送る聖に先輩連中は呆れつつも、彼の将棋への思いを理解し、陰ながら支えていた。その頃、同世代の棋士・羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成。聖は強烈に羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱く。

聖は「名人」になるため、ますます将棋に没頭し、先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。しかし、聖の身体に癌が見つかる。「このまま将棋を続けたら死ぬ」という医者の忠告を聞きいれない。思考が鈍ることを嫌い、手術を拒んで、打倒・羽生を目指すが…。

〜〜〜〜〜〜


29歳の若さでこの世を去ったプロ棋士・村山聖。怪童と呼ばれた西の村山と、天才と呼ばれた東の羽生善治の対局を軸に、聖の将棋に懸けた人生が描かれる。大崎善生のノンフィクション小説を『宇宙兄弟』の森義隆監督が映画化。

命を削っても将棋を指し続けた主人公・聖役に松山ケンイチ。役作りのために20キロ減量。肉体面、精神面の徹底した役作りで、ブルーリボン賞主演男優賞などを受賞。聖の永遠のライバル・羽生には東出昌大が扮し、繊細な仕草や癖が羽生そのものだと大評判。他にも染谷将太、リリー・フランキーら実力派が出演。

クライマックスとなる聖と羽生の対局シーンは、2時間の長回しで撮影。実際の対局と同じように時間をかけることで、2人の焦燥感と緊迫感が伝わってくる名シーンに。

余命を覚悟した聖の最期の4年間にフォーカス。壮絶な彼の生き様、支える家族や仲間たちの愛情、勝負の世界の厳しさに心揺さぶられる力作。


© 2016「聖の青春」製作委員会

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