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「SNOW MIKU 2017」とのコラボレーション

初音ミクがイベント会場を案内、空間認識技術「Tango」を活用した世界初のサービスを実施

公開日 2017/02/07 16:14 編集部:押野 由宇
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KDDIとクリプトン・フューチャー・メディアは、「SNOW MIKU 2017」とのコラボレーションの一環として、3DカメラによるAR体験を実現するGoogle社の「Tango」テクノロジーの空間認識技術を活用した仮想キャラクターによる案内サービスの実証実験を世界で初めて実施する。実施会場は「雪ミクスカイタウン」および「サッポロファクトリーアトリウム」、期間は2月10日から12日まで。

「SNOW MIKU 2017」メインビジュアル

Tangoとは、モバイル端末に搭載されたカメラとセンサーにより、周囲の3次元空間をリアルタイムに認識することで、マーカーを使わずに現実空間に仮想物体を重ねて表示する技術。それを活用したこの実証実験では、北海道を応援するキャラクター「雪ミク (初音ミク)」をキャラクターとして起用し、体験者がTangoに対応したスマートフォン「Lenovo Phab 2 Pro」にて専用アプリ「ミク☆さんぽ」を起動してかざすと、3Dで作成された等身大「雪ミク」が地面の上に立っている姿がスマートフォンの画面に表示される。

「雪ミク」はあらゆる角度から見ることができ、一緒に散歩したりすることが可能。また、スマートフォンのカメラに映っている展示の絵など、周囲の環境に「雪ミク」が反応することで、あたかも「雪ミク」が現実に居るかのような体験が可能という。

■実証実験の体験イメージ動画


実証実験用のLenovo Phab 2 Proは各会場に設置され、同デバイス上のみで体験が可能。なお、KDDIおよびauショップにおけるLenovo Phab 2 Proの販売有無については未定とのこと。

「サッポロファクトリーアトリウム」では、2月11日から12日まで、実証実験の一環として「雪ミク」が歌って踊る姿をあらゆる角度から見ることができるデモンストレーションを実施。また両イベント会場ともに、「雪ミク」が楽曲に合わせて歌って踊る姿を体験用スマートフォンで撮影し、QRコードを読み取ることで写真をダウンロードすることも可能となっている。

また「雪ミク」が券面に描かれたプラスチックカード付きのオリジナル「データチャージカード」が、「au SAPPRO」と「auショップサッポロファクトリー」にて2017年2月11日から販売される。期間限定となっており、「auショップサッポロファクトリー」は2月12日まで、「au SAPPRO」は2月28日まで。ひとり3枚までの購入となる。

プラスチックカード付きオリジナル「データチャージカード」のイメージ

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