スーパーハイビジョン受信や“実写にしか見えない”8K/HDR 3DCG少女など

<CEATEC>シャープ、多様なコンテンツを8K/HDR上映。ロボホンや“ボカロ搭載ココロボ”も

編集部:小野佳希
2016年10月03日
IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2016」の開幕を明日10月4日に控え、プレス向けに一部のブースが事前公開された。シャープは、「実写にしか見えない」と一部で話題になった少女の3DCG“Saya”を85インチの8K IGZOディスプレイを用いて8K HDRで上映するなど、様々な8K関連の展示を行っている。

85インチ8K/HDRモニターでの3D CG上映デモ

85インチモニターは、「LV-85001」をベースにHDR信号へ対応させたデモ機。TBSビジョンによる実写の8K/HDRコンテンツ「青もみじ Nirvana in Greenery」と、3DCGアーティストTelyuka、ロゴスコープ、シャープの共同研究プロジェクトで制作した上述の「Saya:THE STORY OF A GIRL」を用いて8K/HDRの上映デモを行っている。

また、27インチの8K/HDR対応IGZO液晶モニターも参考展示。ピーク輝度が1,000nits、画素密度326ppiというモデルで、120Hz駆動にも対応する。

さらに、試験放送が始まっている8Kスーパーハイビジョンを受信できるチューナー「TU-SH1000」を用いたシアタールームも展開。22.2chサラウンドと合わせて8K試験放送を体験できるようになっている。

8Kスーパーハイビジョンの体験スペース

そのほかIGZOの展示コーナーでは、ヘッドマウントディスプレイなどへの搭載を想定した2.97インチ/1008ppiの超高画素密度ディスプレイなども出展。単体で1,920×2,160、両眼用に2基搭載することで3,840×2,160の4K解像度を実現できると説明するなどしていた。

IGZOの展示スペースでは、角の丸いスマホなどフレキシブルディスプレイもアピール

27インチの8K/HDR対応IGZO液晶モニター

また、AV機器では2001年発売の13インチモデル“AQUOS”「LC-13C1」や、1979発売のビデオデッキ「VC-6000」なども展示。「Be Original.」のキャッチコピーとともに、独創的なシャープ製品が人々の生活に寄り添ってきたことをアピールしている。

“AQUOS”「LC-13C1」(右)とビデオデッキ「VC-6000」(左)

そのほかブースでは、「ROBOHON」(ロボホン)の活用事例紹介にも大きなスペースを確保。離れて暮らす高齢の親の見守りサービスなど、様々な用途に活用できることや、ロボホンの“耳”や“胸”の交換できる着せ替えパーツも販売していることを紹介していた。

個人用血圧計での測定データをクラウドにアップロードして医師に送るなどといった使い方を想定したデモ。「今日はまだ血圧測ってないよ」などロボホンがサジェストしてくれる

ロボホンの着せ替えアクセサリーも展開している

さらに、ロボット家電「COCOROBO」(ココロボ)の“ボーカロイド搭載モデル”も参考展示。ヤマハの協力の下にココロボ用のボーカロイドを開発・搭載し、著名“ボカロP”によるシャープ公式ボカロ曲も搭載するという。もちろん販売を前提に開発が進んでいるとのこと。価格は未定だが、「ボーカロイドのデータの分、スタンダードモデルよりは多少高くなるかもしれない」(同社スタッフ)とのことだった。

ココロボのボカロ搭載モデル。例えば「冷蔵庫におやつが入ってるよ」などのメッセージを短い曲にのせて歌い上げる機能も備えるという

公式ボカロ曲も作成し搭載

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