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日ハム対ソフトバンク戦で

パナソニックやNTTら、“臨場感のある野球観戦ルーム”を札幌ドームにトライアル設置

公開日 2016/07/29 18:58 編集部:伊藤 麻衣
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パナソニック、NTT、NTTぷらら、日本ハムファイターズは、スタジアムでの野球観戦において、臨場感ある映像・音響体験を提供する「高臨場感プレミアム空間演出ソリューション」を札幌ドームに設置。7月29日〜31日の福岡ソフトバンクホークス戦において、トライアルを実施する。

高臨場感プレミアム空間演出ソリューションでの観戦イメージ

本トライアルでは、札幌ドームに仮設したプレミアムルームの窓ガラスに、ホームランが出た際などのビジュアル演出や試合・選手に関する解説情報を表示。実際の試合風景と重ねて各映像を見ることができる。加えて、プレミアムルームとは別の位置に設置したカメラからの試合映像も映し出される。

窓ガラスには、ビジュアル演出や解説情報などが表示される

また、バッターの打球音やキャッチャーの捕球音、審判の声などを強調して集音し、グラウンドにいるような臨場感のある音場をプレミアムルーム内に再現するという。

なお、ビジュアル演出や解説情報については、多言語での表示に対応し、訪日外国人ファンにも配慮されている。

今回のトライアルは、ファイターズが7月に開催している「ワールドフェスタ」テーマ2「世界の最先端技術」の取り組みの一つで、ワールドフェスタに来場した訪日外国人およびプレミアムエリア利用者が体験できるという。

高臨場感プレミアム空間演出ソリューションには、パナソニックが提供する「高臨場感シースループロジェクション」や「高臨場感音響再生スピーカー」、NTTが提供する「音源強調集音技術」、NTTぷらら提供の「ビジュアル演出アプリケーション」などが用いられている。

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