HOME > ニュース > <ポタフェス>デノン、定番イヤホン「C710」に後継3モデル/AROMA、12ドライバーの「Witch Girl 12」

AROMAはDSD 256対応ポタアンも参考出展

<ポタフェス>デノン、定番イヤホン「C710」に後継3モデル/AROMA、12ドライバーの「Witch Girl 12」

公開日 2016/07/16 17:33 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ヘッドホンやポータブルプレーヤーなどのブランド各社が集う「ポータブルオーディオフェスティバル(ポタフェス)2016 東京」が開幕した。デノンブランドからはロングセラー機「AH-C710」の後継モデル3機種が参考展示され、AROMAからは12ドライバー搭載の「Witch Girl 12」とUSB-DAC/ポータブルアンプ「nebula N10」の存在が明かされた。

デノンが参考出展していた「AH-C710」後継モデル。3種類をラインナップしており、写真はそのうちのスタンダードモデル

■ディーアンドエムホールディングス

本イベント開催前日にDENONブランドの未発表イヤホン3機種を参考出展することを予告していた(関連ニュース)同社。その時点で詳細には触れられていなかったが、その正体は2009年から販売を続ける定番モデル「AH-C710」の後継機であることが明かされた。

新モデルは、11.5mmドライバー1基のスタンダードモデル、同ドライバーを2基に増やしたデュアルドライバーモデル、シングルドライバーでスマートフォン用マイクリモコンを装備するエントリーモデルという3種類。今秋の発売を予定している。

デュアルドライバーモデル

マイクリモコン装備モデル

価格はスタンダードモデルが従来機同様の15,000円程度、デュアルドライバーモデルが25,000円程度、リモコン付きモデルが1万円程度になりそうだとのことだった。

マランツブランドでは、「HD-DAC1」や「HD-AMP1」などを展示。「NIGHTHAWK」を始めとするオーディオクエスト製品や、B&W「P5S2」、KIMBER KABLEのハイエンドリケーブル「AXIOS」などもブースに並んでいた

マランツやオーディオクエスト製品も展示


■Top Wing Cybersound Group

iFI-Audioなどを取り扱うTop Wing Cybersound Groupは、本日7月16日から発売開始されたAROMAのハイエンド・イヤホン「Witch Girl Pro」と「Witch Girl S」を展示。さらにAROMAは未発表の新製品も参考展示している。

参考展示品は、イヤホン「Witch Girl 12」と、USB-DAC/ポータブルアンプ「nebula N10」の2製品。どちらも「今日が全世界で初公開で、nebulaはケースも仮のものという段階。発売時期や価格は未定」だという。

AROMA「Witch Girl Pro」

「Witch Girl 12」は4ウェイ12ドライバーモデル。一般的には低中高それぞれに4基ずつ割り当てるところだが、本機では「低域4基、中域4基、高域2基、超高域2基」という構成にしている点が特徴だ。

「nebula N10」は、DSD 256(11.2MHz)にネイティブ対応するUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ。PCMは384kHzのネイティブ再生に対応している。アナログ部とデジタル部の電源回路を別にするなどで高音質化に配慮している。

nebula N10

そのほかiFI-Audioブランドでは、6月に発売された「pro iCAN」を始めとする各製品を展示。本日が発売日の「PAWGold Titanium」や値下げを行った「PAW5000」といったLotoo製品や、KINGSOUND、SoundMAGICのヘッドホン/イヤホン各モデルも試聴できるようになっていた。


pro iCAN

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE