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バッファローのオーディオ用NAS

DELA「N1Z/N1A」、USB-DAC接続時の11.2HMz DSD再生やCDリッピングに対応

公開日 2016/05/20 10:36 編集部:小澤貴信
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バッファローは、DELAブランドのオーディオ用NAS「N1Z/N1A」の新ファームウェア「Ver3.00」を公開。PCレスでのCDリッピング機能や、USB-DAC接続時の11.2MHz DSD再生に対応した。

独HIGH ENDで公開された「N1A」によるCDリッピングのデモ

今回のアップデートではUSB-DAC接続機能について、大幅な機能追加を実現。11.2MHz DSD(DSD256)については、DoPおよびDSD→PCM変換の両方式で再生に対応した。DSDファイルのギャップレス再生にも、DoPおよびPCM変換の両方で可能となった。

曲の冒頭を正しく再生できる「PrecisionStart」機能も新たに搭載。USB-DAC側のDSD/PCMの切り替えにかかる時間などによって、再生時に曲の冒頭が再生できずに切れてしまう場合があるが、本機能により調整時間を設けることでこれを解決。USB-DACの機種を問わず、常に曲を冒頭から正しく再生することが可能となった。

UPnP、OpenHomeのいずれの方式に対応したアプリからも操作できる「ハイブリッドモード」も追加。従来通り、一方のモードに固定して再生することも可能となっている。

外付けドライブを接続してのCDリッピング機能については、5月初旬に独ミュンヘンで開催された「HIGH END」でも近日中の追加が予告されていた(関連ニュース)。これが今回、正式に提供されたかたちだ。

USBメモリーやUSBハードディスク同様に、前面ポートもしくは背面のUSB 3.0ポートに、外付けディスクドライブをUSB接続することで、CDリッピングが可能となる。

CD-DA方式で記録された音楽CD(CD Extra、MixedMode CDを含む)からのリッピングに対応。操作は、ディスクをセットして一度ボタンを押すだけ。リッピング中はディスプレイから曲名や進行状況を確認でき、完了するとCDを自動排出する。

CDリッピングの保存方式は、WAVまたFLAC(無圧縮・低圧縮・標準・高圧縮)から選択可能。タグ情報はGracenoteのサービスから取得し、アルバムアートも付与できる。複数のタグが該当する場合は、ディスプレイから選択することができる。

外付けドライブからのデータディスクの取り込みにも対応。DVDやBDにデータとして記録された音楽ファイルを取り込むことができる。

メディアサーバー機能の改善も実施。ジャンル別選択時に、従来はすべてのアルバムを表示していたが、これをアーティスト別に表示するよう仕様変更した。従来通りの表示も、アーティスト選択候補で「すべて」を選択すれば可能となる。

アップデートは、本体前面のディスプレイの「システムソフトウェア」から、新ファームウェア「Ver.3.00」へのアップデートが可能となっている。

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