マクセル、新ドライバー搭載のハイレゾ対応ヘッドホン「MXH-MD5000」

日立マクセル（株）は、ハイレゾ対応のヘッドホン「MXH-MD5000」を6月10日に発売する。価格はオープンだが39,800円前後での販売が予想される。本体色はブラックのみ。

再生周波数帯域20Hz〜40kHzと、ハイレゾ再生に対応した密閉ダイナミック型ヘッドホン。同社製品のうち、音にこだわった音響機器製品に付けられるシンボルマーク「ｍ」も刻まれている。

ドライバーユニットを新開発。振動板には軽量かつ高剛性な、ベリリウム合金コーティングの振動板を採用した。同社ではこのベリリウムについて、音伝導性がマッハの約36倍と高速であることをアピールしている。

またドライバーには、軽量なCCAWボイスコイルも搭載した。さらに5層の音響レジスターにより音域バランスを調整。フラットな再生バランスを実現したとしている。

さらに筐体内部構造も工夫し、ドライバーの振動効率を高め、高精度にコントロールするデュアルチャンバー構造を採用した。ドライバー背面に作られる2つの空気層が音響抵抗を最適化。広帯域再生でバランス良く広がりのある音場を再生する、としている。

イヤーパッドは低反発素材を立体縫製したもの。耳を包み込むような高い装着性と、音漏れを抑える気密性を両立させた。

ケーブルは片出しで、着脱が可能。約1.2m/L型プラグのケーブルと、約3.0m/ストレート型の2種類のケーブルを同梱している。

さらに6.3mm変換プラグやキャリングポーチも備える。インピーダンスは32Ω、音圧感度は96dB/mW。質量は約260g。

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