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ラスベガスで開催中の「NABショー」にて

パナソニック、1型MOSセンサー搭載の業務用4Kビデオカメラ「UXシリーズ」の開発を発表

2016/04/19 編集部:小澤貴信
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パナソニックは、米ラスベガスで開催中の放送機器展「NABショー(National Association of Broadcasters Show)」にて、業務用4Kビデオカメラ「UXシリーズ」の開発を発表した。2016年秋の発売に向けて開発中とのこと。

「AG-UX180」と「AG-UX90」

ラインナップは上位モデル「AG-UX180」とスタンダードモデル「AG-UX90」の2機種。両機ともに1型MOSセンサーを搭載し、AG-UX180は光学20倍ズーム、UHD 60p記録に対応。AG-UX90は光学15倍ズーム、UHD 30p記録に対応する。なお本シリーズは、同社の業務用AVCHDビデオカメラ「AVCCAMシリーズ」の後継機種となる。

従来シリーズではFHD(1,920×1,080)までの記録が可能だったが、本シリーズでは最大で4K(4,096×2,160、24pのみ)、UHD(3,840×2,160)での記録に対応。記録メディアは従来同様、SDメモリーカードを採用する。なおAG-UX180は、UHD/FHDのデュアルコーデック記録、IR暗所撮影、3G SDI/HDMI出力に対応する。

同じくNABショーにて、パナソニックは4Kデジタルシネマカメラ「VARICAMシリーズ」用の記録メディア「expressP2カード・Bシリーズ」を発表した。2016年5月末の発売を予定している。

「expressP2カード・Bシリーズ」

ラインナップは容量512GBの「AU-XP0512BG」と、容量256GBお「AU-XP0256BG」の2機種。AVC-Intraコーデックでの4K映像(最大120fps)とHDハイフレームレート映像(最大240fps)の書き込みを保証している。

信頼性については、実績のあるP2カードを踏襲し、セクター/ページの誤りデータを復活させるRAIDシステム同等の誤り訂正能力を実現したとのこと。また、P2カードコネクターは抜差回数30,000回の耐久性を備えている。

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