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イネーブルドSP高音質化技術を搭載

オンキヨー、アトモス/DTS:X対応のスタンダードAVアンプ「TX-NR656」

公開日 2016/03/30 13:00 編集部:小澤貴信
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オンキヨー&パイオニアは、ONKYOブランドから、ドルビーアトモス/DTS:Xに対応した7.2ch AVアンプ「TX-NR656」を4月下旬に発売する。価格は90,000円(税抜)。

「TX-NR656」


本機は先日発表された同ブランドのAVアンプ「TX-RZ810」(関連ニュース)の弟モデルに位置付けられる。また、2015年6月発売の「TX-NR646」の後継となる。

上位機同様に7chアンプを搭載するが、定格出力はTX-RZ810の130W/chに対して、本機は100W/chとなる。DTS:Xには8月下旬に予定しているアップデートで対応。ドルビーアトモス/DTS:Xのスピーカー配置は、「2.2.2」「3.2.2」「5.2.2」に対応する。HDMI端子は8入力/2出力を備える。外観については、RZ810に搭載された開閉式のフロントドアが省略されている。

TX-NR656の詳細

背面端子部

ネットワーク/USB-A端子によるハイレゾ再生については、上位機が11.2MHz DSDに対応するのに対して、本機は5.6MHzまでの対応で、PCM変換による再生となる。デュアルバンド(5GHz/2.4GHz)のWi-Fi、AAC対応のBluetoothも内蔵する。スピーカーの自動音場補正機能については、「AccuEQ」を採用。以下に本機の詳細を紹介していく。

上位同様に“ダイナミックオーディオアンプ”思想による独自アンプ技術を採用

TX-RZ810と同様に、“ダイナミックオーディオアンプ”に基づいたアンプ設計を採用。「ハイカレントアンプ設計(HICC)」、「ノンフェーズシフトアンプ」、「VLSC」という3つを独自技術を核にしている。

ハイカレント(大電流)・ローインピーダンス(低抵抗)設計による「ハイカレントアンプ設計」による、大型スピーカーの振動板も正確にコントロールできるとのこと。大電流出力による13〜16cm径のウーファーユニットを余裕でドライブできるとする(なおRZ810は30cmドライバーまで想定している)。

ハイカレントアンプ設計の詳細

また、高音質設計を支える音質パーツも充実させ、カスタムメイドの大型電源トランスや厳選されたコンデンサーを搭載した。

カスタムメイドの大型電源トランス

厳選されたコンデンサーを搭載


本機のヒートシンク

「ノンフェーズシフト」アンプ技術は、音が減衰を始めるポイントを聴感の周波数帯域より高い位置に押し上げることで、位相ズレ(フェーズシフト)を防ぎ、ピントの定まった音像を再現するというものだ。

ノンフェーズシフトアンプ技術を本機にも採用

「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」は、独自のフィルター回路を採用することで、D/A変換後に信号を再構築することで、パルスノイズを含まないより原音忠実な信号をアンプへと伝送する技術。RZ810が全7chに対応する一方で、本機ではフロント2chが対応している。

フロント2chがVLSCに対応

定格出力は100W/ch(8Ω)、THD+N 0.08%以下、20Hz〜20kHz、2ch駆動時、JEITA)、実用最大出力は190W/ch(6Ω,1kHz)。スピーカー適応インピーダンスは6〜16Ωとなる。

イネーブルドスピーカー再生を高品位化する“AccuReflex”機能を搭載

上位モデル同様、オブジェクトオーディオにおけるイネーブルドスピーカー再生をより高音質化する「AccuReflex」機能を新搭載。天井に反射する帯域の音(高域)と、イネーブルドスピーカーから直接聴こえる帯域の音(低音)との位相ズレによる聴感上の違和感を解消し、明瞭なサウンドイメージによる音場空間を再現する。

イネーブルドスピーカーを高品位に再生するAccuReflex機能を新搭載

DACは、RZ810と同じくAKMの384kHz/32bit DACを搭載。DSPも、やはりシーラス・ロジック製のクアッドコアDSPを1基搭載する。

ネットワーク再生/USB-A(USBメモリー)によるハイレゾ再生は、前述の通り、5.6/2.8MHz DSDに対応(DSDダイレクト再生には非対応)。その他、192kHz/24bitまでのAIFF、WAV、FLAC、ALAC、ドルビーTure HD(USBメモリーのみ)の再生も可能だ。

AirPlayに加えて、Google Cast(音声のみ)にも7月下旬のファームウェアアップデートにて対応を予定。インターネットラジオ「radiko.jp」「tune in」の試聴も可能だ。

従来モデルから引き続きWi-FiおよびBluetoothを内蔵するが、本機ではWi-Fiはデュアルバンド(5GHz/2.4GHz)に、BluetoothはAACコーデックに新たに対応する。ネットワーク再生の選曲やAVアンプの操作については、同社製アプリ「Onkyo Remote 3」から行える。FM/AMチューナーも搭載する。

4K/60p、HDR、BT.2020など最新の映像規格もカバー

HDMIによる映像入力については、4K/60p、HDRおよびBT.2020のパススルーに対応。HDMI3入力・2出力においてHDCP2.2にも対応する。また、超解像技術「Super Resolution」による1080p映像の4Kアップスケーリングも可能だ。

本機もGUIも刷新。ボタン数を絞ったシンプルな構成の新型リモコンも同梱される。

本機のリモコン

HDMI端子は8入力/2出力を搭載。音声入力端子は、同軸デジタル×1、光デジタル×2、アナログLR×7(フロントのステレオミニ端子含む)、フォノ(MM)×1を搭載。音声出力端子については、サブウーファー×2、ZONE(アナログ)×1を備える。映像入力端子は、コンポーネント×2、コンポジット×2を搭載する。

全高調波歪率は0.08%(20Hz〜20kHz、ハーフパワー)、周波数特性は10Hz〜100kHz(+1dB、-3dB、Directモード)、S/Nは106dB。消費電力は490W(待機時0.1W)。外形寸法は435W×173.5H×378Dmm、質量は10kg。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドONKYO
  • 型番TX-NR656
  • 発売日2016年4月下旬
  • 価格¥90,000(税抜)
【SPEC】<アンプ部>●パワーアンプch数:7ch ●定格出力:100W/ch(8Ω、20Hz〜20kHz、THD+N 0.08%以下、2ch駆動時(非同時駆動)、JEITA) ●実用最大出力:190W/ch(6Ω、1kHz、1ch駆動時(非同時駆動)、JEITA) ●全高調波歪率:0.08%(20Hz〜20kHzハーフパワー) ●入力感度/インピーダンス:LINE…200mV/47kΩ、PHONO MM…3.5mV/47kΩ ●周波数特性:10Hz〜100kHz(+1dB、-3dB、Direct/Pure Audio mode) ●SN比:106dB(LINE、IHF-A)、80dB (PHONO MM、IHF-A) ●スピーカー適応インピーダンス:6〜16Ω <接続端子>●入力端子:HDMI×8、映像コンポーネント×2、映像コンポジット×2、光デジタル音声×2、同軸デジタル音声×1、アナログ音声×7、PHONO×1、USB×1、LAN×1 ●出力端子:HDMI×2、アナログ音声×1、サブウーファープリアウト×2、ヘッドホン×1、スピーカー×7 <Bluetooth部>●バージョン:Ver.4.1 ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP/HOGP-Host/HOG-HID Device ●対応コーデック:SBC/AAC <その他>●外形寸法:最大435W×173.5H×378Dmm ●質量:10kg