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オーサリングからディスク生産までを一貫提供

メモリーテックとキューテック、UHD BDソフトの製作・生産受注を開始

2016/03/29 編集部:小澤貴信
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メモリーテック・ホールディングス(株)は、子会社のメモリーテック(株)および(株)キュー・テックによる、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)の製作・製造受注を開始した。


同社は、2016年3月24日付でBDアソシエーションから、公式にオーサリングハウス(BD-ROM 4.0 Commercial Audiovisual Content Licensee)としての認証を受けた。すでに2015年12月に取得したUHD BDのディスク生産に関する認証(BD-ROM4.0 Media Licensee)と合わせて、UHD BDパッケージ製造に関するオーサリングからディスク生産までを一貫提供する環境が整ったとのこと。

メモリーテックでは、業界に先駆けて三層100GBディスクを含むUHD BD全規格の製造体制を整え、すでに製造・量産を開始していると。

また、キュー・テックでは、映像編集ツール「Quantel Rio(英Snell Advanced Media社製)」を中心にUHD編集環境を整備。オーサリングツールは「Scenarist UHD(米Scenarist社製)」、HEVCエンコーダーは「ATEME TITAN(仏Ateme社製)」をすでに導入済み。さらには今後、Sirius Pixels社製エンコーダーの導入も予定している。これらは「HDR」や、新広色域規格「BT.2020」など最新のUHD規格をサポートしたツールで、UHD BDの規格・性能もカバーする。

今後は、キュー・テックによるエンコード・オーサリングサービスから、メモリーテックによるディスク生産まで、同社社グループにて一貫したトータル・ソリューションサービスを提供していくとのことだ。

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