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ズームレンズなどを刷新

キヤノン、プロ用“1/2.84型HD CMOS PRO”搭載のハイアマ向けビデオカメラ「G40」

公開日 2016/02/23 18:39 編集部:杉浦 みな子
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キヤノンは、業務用モデルと同等の画質を確保したハイアマチュア向けのビデオカメラ「iVIS HF G40(型番:IVISHFG40)」を、2月25日に発売する。直販サイト価格は149,800円(税抜)。

iVIS HF G40(型番:IVISHFG40)

G40は、同社の業務用カメラと同じCMOSセンサーや高品位レンズなどを搭載するハイアマチュア向けのモデル。2013年に発売された「G20(関連ニュース)」の後継機にあたる。ズームレンズ、CMOSセンサー、映像処理プラットフォームの3つのキーパーツをG20から刷新し、暗いシーンでも低ノイズで高画質な映像を記録できるようにした。

新しくなった撮像素子には、キヤノンプロ用ビデオカメラ“XAシリーズ”と同じ1/2.84型HD CMOS PROセンサーを採用。有効画素数は約291万画素。集光効率を高めることで、低照度下のS/N比を3dbアップしたという。

映像エンジンには、演算処理能力を高めた「DIGIC DV 4」を搭載。最低撮影照度はローライトモードで約0.1ルクス、オートモード(オートスローシャッター選択時)で約1.2ルクスとなる。手ブレ補正機能は光学式+電子式。

レンズ部にも、放送用カメラレンズとEFレンズの技術を応用した新開発レンズを採用し、小型ボディのまま広角化・高倍率化を実現した。焦点距離は3.67〜73.4mmで、開放F値はF1.8〜2.8。35mmフィルム換算で約28.8〜576mm(ダイナミックON時)、約26.8〜576mm(ダイナミックOFF時)をサポートする。ズームは光学20倍、デジタル400倍に対応する。

動画記録フォーマットはAVCHD/MP4で、最大1,920×1,080/28Mbps(AVCHD)、1,920×1,080/35Mbps(MP4)の撮影に対応。記録モードは新しい「高輝度優先」と、白とびを抑えながら色彩の階調性が滑らかな映像を撮影できる「Wide DR」の2つを搭載する。

記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード(2スロット)をサポート。内蔵メモリーは非搭載となる。

また、撮影シーンに適した音質・音量に自動調整する高品位マイクロホンを内蔵する。

機能面では、「カラーピーキング」や「フォーカスアシスト」などのアシスト機能と、リレー記録や同時記録、プレRECなどに対応。また、様々なブレを自動補正する「マルチシーンIS」や、「こだわりオート」「ハイスピードAF」など先進のオート機能も搭載する。

Wi-Fi接続にも対応しており、スマートフォンからの遠隔操作で映像のライブ視聴や保存が行えるほか、撮影映像をカメラからSNSにアップロードすることもできる。

【問い合わせ先】
キヤノンお客様相談センター
TEL/050-555-90003

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルSDカードムービー
  • ブランドCANON
  • 型番iVIS HF G40
  • 発売日2016年2月25日
  • 価格直販サイト価格¥149,800(税抜)
【SPEC】●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●有効画素数:291万画素 ●撮像素子:1/2.84型、309万画素HD CMOS PROセンサー ●ズーム:光学20倍、デジタル400倍(動画記録時のみ) ●液晶モニター:3.5型、約123万ドット有機EL ●接続端子:HDMIミニコネクター、φ3.5mm4極ミニジャック、USB、φ3.5mmステレオミニジャック ●外形寸法:115W×84H×231Dmm ●質量:約765g(本体のみ)