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岩手県産のブナ材を使用

“ボディのほとんどが木で作られた”密閉型オンイヤーヘッドホン「Konohazuk H3」

2016/02/17 編集部:伊藤 麻衣
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コノハズクは、“ボディのほとんどが木で作られた”密閉型オンイヤーヘッドホン「Konohazuk H3」を発表した。2016年秋冬に34,800円(税抜)での発売を予定している。それに先駆け、3月からクラウドファンディングで支援を募り、支援者には3〜4割引で販売される予定となっている。

Konohazuk H3

同社は2009年に楽器ブランドbeating(ビーティング)として創業、木製楽器を手がけている。2015年からは木製ヘッドホンの開発を本格化。今回発表した「Konohazuk H3」がオーディオ用ヘッドホン第一弾製品となる。

本機は、ハウジングとヘッドバンドが木で構成されているのが特徴のヘッドホン。内部にφ40mmのダイナミック型ドライバーを搭載し、再生周波数は20Hz〜20kHz、インピーダンスは32Ωで、最大入力は1,000mW。

横から見たところ

ボディの素材に岩手県産のブナ材を採用。ハウジング部は無垢材からまるごとCNCで削り出し、職人の手作業で磨かれ仕上げられている。ヘッドバンド部はブナを薄く貼り合わせ合板にする成型合板技術を用い、さらに特殊な工法で曲げることで側圧を持たせている。成型合板によるバンドは、装着しているうちに程よく馴染む性質も持ち合わせているという。また、仕上げに艶消しのウレタン塗装を施すことで、傷や水濡れへの耐性を向上させている。

ヘッドバンドとハウジングのジョイント部には、様々な頭の大きさや耳の傾きに追従できるという独自機構を採用。さらにオンイヤータイプのイヤーパッドにより、長時間のリスニングでも快適に使用できるとアピールする。

プラグ形状は3.5mmステレオミニ(L型)、ケーブル長は1.5m。

装着イメージ

なお、クラウドファンディングは3月から国内外で行われ、日本向けはKibidango、海外向けはKickstareterにて支援者を募る。上述の通り支援者は割引価格(2万円前後)で購入が可能。製品の発送は2016年夏を予定している。

【問い合わせ先】
コノハズク
TEL/050-5583-5134

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