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スーパー35mmセンサー搭載

パナソニック、4K/60p撮影対応の“小型軽量”業務用カメラレコーダー「VARICAM LT」

2016/02/12 編集部:小澤貴信
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パナソニックは、映画などの映像制作を想定した業務用ビデオカメラ“VARICAMシリーズ”の新機種として、小型軽量の4Kカメラレコーダー「VARICAM LT」を3月より発売する。価格は2,500,000円(税抜)。

「VARICAM LT」

VARICAM LTは、カメラレコーダーの最上位機種「VARICAM 35」と同一のスーパー35mm MOSセンサーを搭載。14+ストップの広ダイナミックレンジ、“V-Gamut”による広色域、デュアルネイティブISO(ISO800/ISO5000)など、同社最高峰の画質を実現しているとのこと。

また、V-Logワークフローだけでなく、シーンファイル機能によってカラーグレーディングを必要としないワークフローをサポート。新“V-LOOK”モードでは、広ダイナミックレンジを活かしたシネライクなトーンが得られるという。

4K(4,096×2,160)/UHD(3,840×2,160)解像度で、最大60pのフルフレームレート収録が可能。2K/HD解像度では、センター切り出しによる最大240fpsの高速度撮影にも対応している。また、着脱可能なIRカットフィルターの採用により、赤外線による暗闇での4K映像撮影も行える。

記録コーデックはAVC-Intra 4K/2K/HD、Apple ProResに対応。デュアルコーデック記録によるメイン/プロキシファイルの同時記録、イン・カメラ・カラー・グレーディングなども可能となっている。

その画質・性能を小型軽量かつ堅牢な一体型筐体に搭載することで、ショルダースタイル、ジンバルやドローン搭載など、より自由な撮影スタイルを可能にするとしている。また同シリーズで初めてEFレンズマウントを採用。PLレンズマウント(オプション)とユーザーが交換可能な構成を採用し、レンズ選択の幅を広げた。

オプションとして、前述のPLマウントのほか、光学ズーム付ビューファインダー、シネスタイル対応のショルダーマウント、リモート機能付きのグリップモジュールも用意している。

なお本製品は、4月に開催される全米国際放送機器展「2016 NABショー」(ラスベガス)において、同社ブースにて展示される予定だ。

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