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CES 2016で詳細を発表

UHD Alliance、4Kテレビやコンテンツ、配信の認証規格を策定完了

2015/12/11 編集部:風間雄介
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UHD Alliance(UHDA)は8日、4Kテレビやコンテンツ、配信サービスを認証するための規格策定を完了したと発表した。

2016年1月初旬に開催されるCES 2016において、規格のくわしい内容と、規格に準拠した製品に付与できる認証ロゴを発表する。現地時間1月4日19時にUHDAがプレスイベントを開始するため、そこで何らかの発表が行われる可能性もある。

規格は消費者テストに基づいて分析したユーザ評価指標によって作られているという。解像度やHDR、色域をはじめ、オプションとしてオーディオなどのスペックも規定される。「認証を受けたテレビでは、コンテンツ制作者の意図した映像を体験できる」とUHDAでは主張している。

UHDAはウォルト・ディズニー・スタジオ、20世紀FOX、ワーナー・ブラザーズ、DIRECTV、Netflix、ドルビー、Technicolor、サムスン電子、シャープ、パナソニック、ソニービジュアルプロダクツ、LG電子の12社が2015年1月に設立した(関連ニュース)。現在では30以上の企業が参画している。

UHDAの活動は、作品の製作から配給、そして機器でのコンテンツ再生に至るまで、一定の基準を満たしたUHD(Ultra HD)体験を保証することを目的としている。品質が低いテレビなどが市場に出回り、消費者がUHDの価値を理解しないまま製品を購入する可能性が高まっていることから、同アライアンスの活動がスタートした。

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