アップル、iPhone/USB 3.0転送対応の新「Lightning - SDカードカメラリーダー」

アップルは、iOS 9.2の提供開始（関連ニュース）にあわせ、「Lightning - SDカードカメラリーダー」の新バージョンを発表した。すでにオンラインのApple Storeで、3,500円（税抜）で販売開始している。

これまでSDカードカメラリーダーはiPadでしか使用できなかったが、iOS 9.2でサポートされたことを受け、iPhoneでも使用可能になる。対応しているiPhoneはiPhone 5/5c/5s/6/6 Plus/6s/6s Plus。

このリーダーをiPhoneやiPadに接続すると、「写真」アプリが自動的に立ち上がり、カード内の写真や動画をデバイスに転送できる。写真はJPEGやRAWなど、動画はH.264やMPEG-4などSD/HDのフォーマットをサポートしている。

また今回の新SDカードカメラリーダーは、USB 3.0までのデータ転送速度に対応する。iPad ProとのLightning接続では、USB 3.0の高速なデータ転送が行える。iPad Pro以外のモデルとの接続では、USB 2.0の転送速度までのサポートとなる。

なお、同種のアクセサリーにUSBケーブルで直接カメラと接続する「Lightning - USBカメラアダプタ」があるが、このアダプタは記事執筆時点でサポート機器にiPhoneは記載されていない。また、USB 3.0に関する記述もない。