米Amazon、4K VOD対応の新型「Fire TV」発表。99.99ドル

米Amazonは、4K映像に対応するSTBとして新しい「Amazon Fire TV」を発表した。価格は米99.99ドルで、10月5日の発売を予定している。また、専用のゲームコントローラーを付属した「Amazon Fire TV Gaming Edition」も米139.99ドルで同時発売する。

Fire TVは、テレビと接続することでNetflixやHulu PlusなどのVOD、PandoraやTuneInなどの音楽系サービスを利用できるようになるSTB。Amazon Video、Prime Videoにも対応する。昨年、最大フルHD解像度の出力に対応する第一弾製品が発表されていた（関連ニュース）。本機はこれの後継機となり、新たに4K解像度の出力に対応する。

現時点では、NetflixやAmazon Video、Prime Videoなどで配信される4Kコンテンツの視聴に対応することがアナウンスされている。また、HEVCコーデックもサポートする。

本体には8GBのストレージを内蔵するほか、最大128GBまで対応のSDカードスロットも装備しており、多くのアプリやゲームをダウンロードして楽しめるようにしている。

機能面では、音声で操作が行える「Alexa」も新たに搭載する。また、音声はDolby Digital Plusに対応し、ネットワーク機能は802.11ac MIMOに準拠。さらに本体の仕様向上により、従来比で処理性能を75%向上させているという。

また、同時にHDMIスティック型のストリーミングデバイス「Fire TV Sitck」の新モデルも発表。こちらは10月22日の発売を予定している。音声操作機能「Alexa」を搭載し、Fire TVを音声操作できるようになった。価格は米49.99ドル。