HOME > ニュース > オプトマ、新開発RGB-LED光源で明るさ向上した旗艦DLPプロジェクター「HD92」

独立RGB光源を採用

オプトマ、新開発RGB-LED光源で明るさ向上した旗艦DLPプロジェクター「HD92」

公開日 2015/05/20 16:00 編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)オーエスプラスeは、同社が取り扱うオプトマから、新開発のRGB-LED光源を採用したフラグシップDLPプロジェクター「HD92」を発売開始した。価格はオープンだが、実勢価格は50万円前後。

HD92

従来機種「HD90(関連ニュース)」の後継機に位置づけられる製品で、光源にLEDを採用した単板DLP方式の3D対応1,080pプロジェクター。有機的なフォルムなどの本体基本デザインはHD90から継承しており、外形寸法は345W×162H×443Dmmで、質量は6.5kg。レンズ部に新しく赤いリングのデザインを施している。

表示素子は0.65型DC3 DMDパネル。RGBそれぞれ独立したLED光源を採用し、カラーホイールをなくすことでカラーブレイキングを抑える構造は従来機種と同じだが、本機では新開発のLED光源を採用することで、輝度を従来の1,200ルーメンから1,500ルーメンに向上させている。

HD92がカバーする色域

ランプと比較して約2倍の明るさまで再現する

そのほかの仕様は、基本的に従来機種HD90の特徴を継承している。コントラストは、オプトマ独自のダイナミックブラック時で50万対1という高コントラスト比を実現。投写距離は、1.1mで40型、10mで300型に対応する。100インチ投写距離は2.7m。

また、ランプは2万時間の高寿命に対応。さらに、LEDの経年によるRGBそれぞれの自然退色を自動補正するSCM(Smart Color Manegement)も備えており、常に画像を最良の状態で保つとしている。

なお、HD90もメニューから詳細な画質調整を行えたが、本機でもこの特徴を継承。CMSでR/G/B/C/M/Y の調整と、更にホワイトの色座標調整が行える。加えて、ウルトラディティール機能のユーザーカスタマイズの調整幅をより拡大したこともポイントとなる。

レンズシフト機能はマニュアルで、水平±10%、垂直±60%をカバー。垂直±15度のキーストン補正も備えている。

3D機能は、電波方式によるオプトマ独自の「VESA 3D」を採用。3Dアクティブグラスと専用エミッターは別売となる(関連ニュース)。

【問い合わせ先】
オーエスプラスe コンタクトセンター
TEL/0120-212-750

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルDLPプロジェクター
  • ブランドOPTOMA
  • 型番HD92
  • 発売日2015年5月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格500,000円前後)
【SPEC】●アスペクト比:16対9 ●明るさ:1,500ルーメン ●コントラスト比:500,000対1 ●入力端子:HDMI×2、VGA(YPbPr)×1、コンポーネント(YPbPr)×1、コンポジット×1 ●騒音値:23dB(フィルムモード) ●消費電力:225W(ブライトモード)(待機時0.5W以下) ●外形寸法:345W×162H×443Dmm ●質量:6.5kg