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ハーマン、B&Oの車載オーディオ事業を1億4,500万ユーロで買収

2015/04/07 編集部:近藤 貴彦
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ハーマンインターナショナル(株)は、デンマークのオーディオメーカーBang & Olufsen オートモーティブの車載用オーディオ事業の買収に合意したことを発表した。


今回の買収により、Bowers & Wilkins、Harman Kardon、Infinity、JBL、Lexicon、Mark Levinson、Revelなど、世界中の様々な自動車に採用されているハーマンブランドのカーオーディオに、Bang & OlufsenとB&O PLAYの両ブランドが追加されることになる。

Bang & Olufsenのサウンドシステムは、Audi、Aston Martin、BMW、Mercedes-Benzなどの幅広い車両モデルに搭載されている。最近では、新モデルのAudi「R8」にBang & Olufsen のサラウンドサウンドシステムが搭載されることが発表されている。

契約条件には、Bang & Olufsen オートモーティブのオーディオ事業の買収金額1億4,500万ユーロのほか、自動車業界でのBang & OlufsenとB&O PLAYの独占ライセンス料の支払いなどに関する条項が規定されている。

Bang & Olufsen オートモーティブの顧客プログラムをハーマンが引き継ぐことに伴い、あらゆるBang & Olufsen オートモーティブの開発/生産リソースが、ハーマンへ移行される。今後は規制当局の承認など、慣例的な最終条件の準拠に向け調整が進められることになる。

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