J:COM、放送/ネット動画/タブレット視聴を1台のSTBで楽しめる「Smart YCV Box」

J:COMと東急電鉄の共同運営会社 横浜ケーブルビジョン（株）は、1台の専用STBを活用することで、地デジ/BS/CATV放送の視聴、VOD/ネット動画視聴などのスマートテレビ機能、タブレット視聴機能などを楽しめるサービス「Smart YCV Box」を3月16日に提供開始する。月額料金は5,280円。

（株）ジュピターテレコムが独自開発したSTB「HUMAX WA-7000RN」を活用する新サービス。HUMAX WA-7000RNは地上/BSデジタル放送およびCATVの番組を受信可能で、外付けUSB-HDDへの録画機能にも対応。内部には3基のチューナーを搭載しており、2番組録画＋1番組視聴が同時に行える。UIは独自開発のナビゲーション画面で、直感的な操作でシンプルかつシームレスなテレビ視聴が行えるように配慮したという。

インターネット接続にも対応しており、本体にはDLNA（Home Network）×1/WAN×1/NET（1G LAN）×1端子を装備。本機を介して、VODサービスやインターネット動画の視聴が行える。VODに関しては、イッツ・コミュニケーションズ（株）が提供中の「iTSCOMオンデマンド」サービスを使用して、NHKオンデマンドなどを含む毎月36,000本以上の番組を配信予定。VODの月額基本料はSmart YCV Boxの基本料金に含まれる形となる。

無線LAN規格IEEE 802.11a/b/g/nに準拠し、2.4G/5GHzのデュアルバンドに対応するWi-Fi機能も搭載。本機とWi-Fi接続したタブレットとの連携機能も備えている。テレビで放送中番組を視聴しながら、同時にタブレットで別の番組やHDD内の録画番組を視聴するといったことが可能。また、番組表の閲覧やリモコン操作もタブレットから行える。

対応するタブレットは、同社が動作確認済みの機種とのこと。なお、月額500円でLGの8インチタブレット「LG G Pad 8.0」を利用できるオプションのレンタルサービスも用意している。このレンタルサービスの期間は24ヶ月間で、レンタル期間終了後の25ヶ月目からはタブレットがユーザーに譲渡される形となる。

そのほか同社では、本サービスにホームWi-Fi付きの「YCV NET」や、ケーブルプラス電話「YCV PHONE」がパッケージになった「スマートお得プラン160」も月額料金9,333円で用意している。