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パイオニア技術を搭載

サーモス、“魔法びんの技術”で開発した真空Bluetoothスピーカー

公開日 2015/02/17 17:35 ファイル・ウェブ編集部
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サーモス(株)は、同社が培った魔法びん技術を応用して開発したBluetoothスピーカー「SSA-40M」「SSA-40S」を3月6日に発売する。SSA-40Mがモノラル型で、同モデルを2機ペアにしてステレオ型のセットとしたのがSSA-40S。カラーはそれぞれブラック、ホワイト、レッド、ブルーの4色をラインナップする。価格はいずれもオープン。

SSA-40M/SSA-40S

サーモス(THERMOS)は、魔法びんやボトルなどの製品を手がけるメーカー。今回、新ブランド“VECLOS(ヴェクロス)”を立ち上げ、自社技術を応用した真空遮音分野へ参入する。その第一弾製品として、Bluetoothスピーカー2機種を展開する。SSA-40M/SSA-40Sとも、サーモスが魔法びんで培った真空技術と、パイオニア(株)の音響技術をあわせて開発されたという。

ワイヤレス規格はBluetooth ver.3.0+EDRに準拠。対応プロファイルはA2DP/AVRCPで、コーデックはSBCをサポートしている。通信距離は最大約10m。最大4台までの機器をペアリングできる。内部には40mmのユニットを搭載している。

大きな特徴は、エンクロージャーを高真空二重構造としていること。これにより、空気の振動を伝えない真空の特性を生かすことで、エンクロージャーから発生する雑音を効果的に遮断し、本来スピーカーが発しているクリアな輪郭の音を再現できるとしている。

また、一般にエンクロージャーを重く頑丈にすることで不要振動対策を施すが、真空エンクロージャーは真空空間が音の伝達を抑える効果があるので、エンクロージャーの重量を重くする必要がない。これにより、本体を軽量・コンパクトに設計できるというメリットもある。

本体には、操作ボタンを1つだけ備えており、電源ON/OFFとBluetoothペアリングを全てこのボタン1つで行えるようにしている。そのほか、本体下部に備えたトラクタブル・スタンドでスピーカーの角度を固定できる。内部にはバッテリーを搭載しており、充電時間は約3時間。SSA-40Mは約10時間、SSA-40Sは約6時間の連続再生に対応する。

【問い合わせ先】
サーモスお客様相談室
TEL/0256-92-6696

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