HOME > ニュース > <IFA>ヤマハ、ハイレゾユニバーサルプレーヤー「BD-A1040」など日本未発表製品を公開

ネットワークオーディオやテレビオーディオを積極訴求

<IFA>ヤマハ、ハイレゾユニバーサルプレーヤー「BD-A1040」など日本未発表製品を公開

公開日 2014/09/06 21:36 編集部:杉浦みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ドイツ・ベルリンにて現地時間9月5日から開催されている「IFA 2014」。ヤマハは、昨年よりもブースの大きさを40%拡張し、ヨーロッパでも需要が広がっているというネットワークオーディオ分野やテレビオーディオ分野の製品を積極訴求している。AV関連製品では、ハイレゾ対応のユニバーサルプレーヤー「BD-A1040」など、国内未発表製品を含む最新プロダクトも出展している。

ヤマハブースの様子

インテリアとマッチするスタイリッシュBluetoothオーディオコーナー


ヤマハ発動機とコラボした展示コーナーも
■ハイレゾ対応ユニバーサルプレーヤー「BD-A1040」

まずホームシアター関連製品としては、同社AVアンプのハイエンドライン“AVENTAGE”シリーズの最新機種となる第4世代モデル全機種をラインナップ。日本で9月発売を予定しているDolby Atmos対応の「RX-A3040」「RX-A2040」などを含め、上位モデルのトップカバーを外した状態で展示しており、中身の構成を見ながらヤマハスタッフの説明を聞くことができるブース構成としている。

スタッフにAVアンプ製品の詳細をレクチャーしてもらえる


AVENTAGE最上位機“A5000”シリーズも、特別にトップカバーを開けた状態で展示している
さらに、ハイレゾ音源のネットワーク再生機能を搭載するユニバーサルプレーヤー「BD-A1040」も出展している。“AVENTAGE”の名称を冠したモデルで、本体にWi-Fiを内蔵し、ネットワーク経由で192kHz/24bitまでのFLACと96kHz/24bitまでのALAC再生に対応する。

BD-A1040(上)

ディスク再生は、SACD/DVD Audioもサポート。Bluetooth機能も搭載している。日本でも10月頃の導入を予定しているとのことで、価格は大体6万円程度になる見込み。

■テレビオーディオ分野を積極訴求

ブース内では、テレビの音質を強化するテレビオーディオ分野について、積極的に訴求を行っていることも特徴。高品位サウンドバー“YSP”シリーズの最新モデル「YSP-2500」や、ヤマハ初のサウンドボード「SRT-1000」の試聴デモコーナーをそれぞれ設けている。

SRT-1000のデモコーナー

YSP-2500のデモコーナー


日本未発表のYSP-2500シルバーモデルも
また、日本未発表の2.1chスピーカー「NX-B150」は、テレビと組み合わせての使用を想定したBluetooth対応モデル。インテリア性も高めており、壁面に取り付けられるサテライトスピーカーを採用している点がポイントとなる。人の声の帯域をクリアにするチューニングを行っており、テレビと接続して台詞などが聴こえやすくなるようにしている。

テレビ用オーディオを積極的に訴求している

NX-B150

■Hi-Fi製品もハイエンドラインからエントリークラスまで網羅

Hi-Fi製品も、ハイエンドモデル「A-S3000」「CD-S3000」についてはトップカバーを外した状態で設置されており、上述のAVアンプと同じように中身を見ながらスタッフに製品の詳細を聞くことができるようにしている。そのほかにも、中級機「A-S2100」「CD-S2100」や、日本で9月3日に発表されたばかりのネットワークCDプレーヤー入門機「CD-N301」がさっそく出展されていた。

Hi-Fi製品もハイエンドからエントリーまで一通りのラインナップを展示

S2100シリーズの試聴コーナーも設けている

また、欧州向けに展開している“ネットワークHi-Fiレシーバー”の新製品「R-N301」も公開している。定格出力は100W+100W(0.2% THD)。ヨーロッパのFMラジオ需要にあわせた製品で、日本では未導入のシリーズだ。DLNA1.5規格に準拠しており、ネットワーク経由で最大192kHz/24bitまでのWAV/FLAC再生に対応する。同社のネットワークプレーヤー用アプリ「NP CONTROLLER」からの操作にも対応する。AirPlay機能にも対応するほか、インターネットラジオの聴取も行える。そのほか、音声入力端子として光デジタル/同軸デジタルも装備しており、テレビやBDプレーヤーなどとも接続できる。

R-N301(下)

■Bluetooth対応オーディオ製品も日本未発表品が多数

Bluetoothに対応するスピーカー製品も、日本未発表のものが多い。

「TSX-B15」は、天面に傾斜がついた円形のデザインが特徴的なBluetoothスピーカー。3.5mmステレオミニ入力も備えており、FMチューナーも搭載する低価格帯モデルとしてアピールしている。

TSX-B15

照明一体型の“Lighting Audio System”シリーズからは、新モデル「LSX-170」「LSX-70」が展示されていた。Bluetooth再生コーデックはAAC/aptXに対応しており、同社のアプリ「DTA Controller」からの操作にも対応する。そのほか、自立型のスタイリッシュなオールインワンスピーカー“Restio”の新モデル「ISX-803」も出展されている。

LSX-170

LSX-70


ISX-803
Bluetooth対応デスクトップオーディオ製品は、いずれも今後日本展開を予定しているとのことだった。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック