エミー賞「特別功労賞」にソニー社長兼CEOの平井一夫氏

全米テレビ芸術科学アカデミー（NATAS）は、2015年1月8日に行われる第66回Annual Technology & Engineering Emmy Award（エミー賞）において、ソニー（株）社長兼CEOの平井一夫氏へ特別功労賞を授与すると発表した。

第66回のエミー賞は来年のCES会期中に、ラスベガスのホテル「ベラージオ」にて開催される。

NATAS会長のChuck Dages氏は、「今回の受賞は、グローバルな技術とイノベーションの先駆者の一つであるソニーを牽引してきた平井氏の今までの功績にふさわしい」とコメント。

またNational Academy Engineering Achievement Committee会長で、CBS Engineering andAdvanced TechnologyバイスプレジデントでもあるRobert P. Seidel氏は「平井氏のリーダーシップやイノベーション、ビジョンは、コンスーマーエレクトロニクス業界における高い技術のスタンダードを定めることに貢献している」と指摘している。

さらにNATAS Engineering Achievement Committee, Co-ChairmanのSeth Haberman氏は「ソニー・ミュージックエンタテインメントにおける国際的な音楽ビジネスで発揮されたリーダーシップ、プレイステーション事業の責任者としての成功、そしてソニーのコンスーマー製品、サービスを一つにまとめて、革新をもたらした」ことなどを平井氏の功績として挙げ、「急速に変化するデジタル業界の動きを広く理解している平井氏は、常にコンスーマーエレクトロニクス業界における技術を進化させるビジョンを発揮してきた」と評価している。